コンテンツの善し悪しは、「何を」より「誰が」で決まる

あなたはコンテンツの善し悪しを何を基準に、はかっていますか。

先日、WebコンサルタントのA氏が出版社へ出版企画を提出した話をしてくれました。彼はAIに強い関心を持ち、一年以上前から独学していました。今では、講師として招かれるほどの専門知識を得ています。

そんなA氏は、とある出版プロデュースを通じて、AIに関する本の原稿を見せる機会に恵まれました。しかし残念ながら、出版の運びには至らなかったそうです。

出版社からは、こんな断りの文句がきたそうです。「内容は素晴らしい。だけど、あなたはAIの専門家ではなく、WEBの専門家ですよね。AIの本を出すには、プロフィールが弱いです。これだと出版はできません」

この断り文句に、A氏は驚いたそうです。A氏自身、プロフィールを見て本の購入を決めたことがなかったからだそうです。

私もセミナーを企画することがあるため、出版社の言い分はわかります。受講者はセミナーを選ぶ際、誰もが講師のプロフィールを見て、有意義なセミナーかどうかの判断をしています。同じコンテンツを扱う出版社でもそれは同じことです。ぶっちゃけ、内容が薄くてもプロフィールさえよければ、ある程度は売れます。

以前、TV番組で芸術家の村上隆氏がこんなことを言っていました。
大学生時代、友人と2枚の絵を見比べていた時のこと。村上隆氏は、「AとBなら、Bの絵のほうが良いね」と言ったところ、「何言ってんの? Aの絵が優れた絵なんだぜ。この絵は、○○が描いた絵なんだから」と友人は返してきたそうです。その言葉に違和感を覚えた村上隆氏は、先生にもどちらの絵が優れているかを伺ってみました。返ってきた答えは、友人と全く同じ。「○○が描いた絵だから、Aのほうが優れている」。村上隆氏は、“誰が描いたか”を評価の対象にしている有り様に、辟易したそうです。

でもこれが一般大衆の感覚です。“何を”よりも、“誰が”に重きを置き、ものの価値をはかっているのです。“誰が”を抜きに価値を図ることなど、ほとんどの人はできません。それができる人間は、ほんの一部です。コンサル仲間のA氏は、数少ない村上隆と同じ“側”の人間だったのです。

しかしビジネスをするには、この事実を受け入れなくてはいけません。コンテンツの魅力よりも、プロフィールの魅力を高めることのほうが結果的にものは売れるのです。あなたがもしコンテンツ開発をしているのであれば、プロフィール開発も意識するといいでしょう。

 

 

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