ブログ集客術よりも大切な、ブログ集客思考

※本記事は、ブログを使って商品(サービス)を販売したい人に向けて書いています。

巷には、ブログ集客術といった方法論がいくつもあります。方法論も大切ですが、最終的に差が付くのは考え方「思考」だと私は考えます。本記事は、「ブログ集客術」ではなく、「ブログ集客思考」に着目して綴ってみました。

1万字を超える記事です。できる限り読みやすいよう、細かく区切ってあります。精読していただければありがたいです。

 

 

ブログを続けられる人の思考

 

伝えたいことがある人しか、ブログは続かない


ブログが続かないと嘆く人がいます。続かないのは、伝えたいことがないからです。誰かに何かを伝えたいという熱意がある人しか、ブログは続きません。小手先のネタ集めの方法を学んでも、一時しのぎにしかなりません。伝えたいものを持っているのか。これが、ブログ継続の最初にして最大の鍵なのです。

 

 

ブログは毎日更新しない


「ブログを毎日更新しなさい」と指導するコンサルタントがいます。別に毎日更新する必要はありません。大切なのは、ブログ読者が満足する記事を定期的にアップすることです。それが毎日できるなら、毎日すればいいですし、毎週1回なら、毎週1回でもいいのです。

一番よくないのは、毎日更新するために駄文を載せてしまうことです。それをし始めると、粗製乱造なブログになってしまいます。読者にも飽きられます。「毎日更新しているのに読者が増えない。反応がない」と嘆いている人は、まさにこれです。「読者が満足する記事を書く」を第一にしなければ、早晩廃れていくのです。

 

 

生産性の高いペースを決める


私はブログ記事をまとめて書きます。そのほうが集中できて生産性が高いからです。
逆に、毎日書いたほうが生産性が高いという人もいるでしょう。どちらが正しいとかはありません。自分にとって一番生産性の高い書き方を模索してみることが大切です。

 

 

ブログは勢いで書く


勢いは記事に表れます。経験のある人もいるでしょうが、あれこれ考えた記事よりも、えいや!と書いた記事のほうが読者に響くことが多かったりします。ブログは、短距離を走る感覚です。ダラダラと書くよりも、30分と時間を決めて一気に書いてしまうほうが共感される記事が書けます。

 

 

ブログのレベルが上がっていく人の思考

 

続けるブログよりも成長するブログを目指す


ブログには2つのハードルがあります。1つは続けること、もう1つはより面白くすること。ブログを3年間続けられる人は、10%いるかいないかです。年々ブログが面白くなる人は、そこからさらに一握りです。私の感覚では、100人中1人いるかいないかです。

ブログは習慣化や惰性でもって書き続けることはできます。しかし、面白くするには筆者が成長するしかありません。筆者が成長していないブログは、どんどんつまらなくなり、惰性ブログになってゆくのです。

 

 

勉強をして記事のレベルを上げる


ブログを見ていると筆者の成長具合が分かります。筆者のレベルが上がっているブログもあれば、全く上がっていないブログもあります。この差は、普段の勉強量にあります。勉強している人は年々記事のレベルが上がっていきますが、勉強していない人は毎年同レベルの記事しか書けないのです。

この差は、モチベーションにも大きな影響を与えます。
前者は、「以前よりも良いことを書いている」と実感できるため、ブログを書くことへの意味を見つけます。後者は、「以前も似たようなことを書いたな」と感じるため、ブログを書くことへの意味を失っていきます。

人は、成長を感じられないものは続けられません。ブログを続けるためにも、勉強を欠かしてはいけないのです。

 

 

専門外の本を読む


自分の専門分野ばかり勉強している人のブログは、どこかで頭打ちをします。見識が広がらないからです。

私は毎月本を30冊~50冊読みます。その内、自分のビジネスに関係する本は1割~2割程度です。専門外の書籍がほとんどを占めます。

専門外の知識が、どこでどう専門分野と結びつくのか私にも分かりません。直接的には結び付かないかもしれませんが、それでいいのです。広がった見識は、事象の捉え方や思考の仕方に変化を与え、ひいては、言葉の端々に表れてくるからです。この目に見えないレベルの積み重ねが、ブログを次のステージに運んでくれるのです。

 

 

ネタ探しのために本を読まない


「ブログネタを探すために本を読んでいます」と言う人がいます。本を読むこと自体は私も積極的に勧めたいのですが、ネタ探しが目的なのは、少しズレています。ネタ探しのために本を読んでいると、どうしても自分の専門分野しか読まなくなります。ネタを探しているのですから、当然です。

読書の醍醐味は、他分野の深い知見に触れられることにあります(しかも安く)。様々な分野に触れることにより、知識と知識が結びついて、ネタ探しなどしなくても、頭から勝手にネタが溢れてくるようになります。

ブログのことは一旦忘れて読書をしてください。気がつけば、ブログネタに困らなくなっていますから。

 

 

ブログの書き方よりも、思考法を学ぶ


短期的に成果が出るブログ集客を知りたいなら、「ブログの書き方」を学ぶことです。長期的に成果が出るブログ集客を知りたいなら、「思考法」を学ぶことです。

ブログ記事は、筆者が考えたことを文字に起こしたものです。書き方を知れば、読みやすい記事が書けるようになります。しかし、そこで頭打ちします。思考力が向上していないからです。

思考法を学べば、以前よりも深く考えることができ、記事のレベルも必然的に向上していきます。人は、考えたこと以上のコンテンツを生み出すことはできません。記事のレベルを上げたければ、思考力を鍛えるしかないのです。

 

 

考える時はノートを使う


私は日々ノートをつけています。疑問に思ったことや考えたいことを書き出して、ノートの上で思考します。ノートをつけていると、ブログ記事にしてもいいかなと思える内容が出てきます。でも、20回に1回程度です。元々、ブログネタを見つけるために始めたわけではないので、ネタが出てくるのはおまけみたいなものです。

ただ、ノートから出てきたブログネタは、自分でもよい記事だなと思えるものばかりです。これはある意味当たり前です。よいネタは、“思考の残骸”の上に作られるものだからです。

アイディアも同じです。優れたアイディアは100考えたうちの1つです。99は残骸となります。しかし、99の残骸がなければ、優れた一つのアイディアは生み出せません。

ブログに限らず、日々考えている人ほど、よいネタ(案)が出てきます。ブログを書く時だけ考えているようでは、よい記事は書けないのです。

 

 

読者を大切にしている人の思考

 

タイトルだけで言いたいことが分かるようにする


タイトルは、読者をどう思っているかが表れる場です。
読者に思いやりのある人は、内容や結論が分かるタイトルを付けます。一方、読者をただの数値として見ている人は、引っかけタイトルや扇動タイトルを付けます。

この態度は、当然、記事にも表れます。
前者は分かりやすい記事作りを心掛けていますが、後者はデマや他人のコンテンツを盗んで載せてきます。どちらが長期的に見て読者を惹きつけるブログになるのかは、論を俟ちません。記事中に綺麗事をどんなに書いていても、タイトルを見れば筆者の心が分かってしまうのです。

 

 

ブログの広告表示は非表示にする


外部の無料ブログサービスは、広告が自動的に表示されます。読者から見たら、とても煩わしいです。年1万円ほど支払えば、簡単に広告を消すことができます。ビジネスで使うのですから、広告を非表示にしましょう。言われなくても、本来当たり前なことなのですが、広告表示をそのままにしている人が少なくありません。

自社商品を売るブログで、自社商品とは関係のない広告が出ていることに違和感を覚えないのは、私から見て感覚がズレています。このズレは、ブログだけではなく、その他の活動にも必ず表れます。

まずは、読者に不便をかけている、そして、自社の広報媒体(ブログ)に他社の広告が表示されている不自然さに気づいてください。このことに気づかないうちは、集客ノウハウをどんなに知っても活かせません。

 

 

装飾文字は、使わない


装飾文字は、考えや気持ちを言葉に換える努力を怠った行為です。手抜きをしているうちは、考えや気持ちを言葉にする力が養えません。当然、文章力も向上しません。

何種類もの色を使うのも、何段階ものフォントサイズを使うのも同じです。強調したい部分があるのなら、できる限り言葉の力を使って強調するようにしてください。

ブログは言葉を使って何かを伝える場です。つまり、言葉の手抜きは、情報発信の手抜きにほかなりません。それでは、読者に言いたいことが伝わりませんし、誤解も生みます。言葉による伝達を怠った時点から、退廃は始まっているのです。

 

 

読者に読解力がないのではない、伝え方が悪いと考える


ブログ運営している人から、「読者が記事の内容を理解してくれない」という話を聞きます。読者の読解力に問題がある場合もあるでしょうが、実は筆者自身に問題がある場合がほとんどです。

記事をチェックしてみると、大抵の場合、論理構成がなっていません。主観や感情論ばかりです。論理性や客観性がなく、主観や感情的な記事ばかり書いていたら、読者に言いたいことが伝わるわけがありません。加えて、装飾文字や多色を使い、言葉の手抜きをしていれば、正しく読解できる人は皆無になります。

プロでさえ、言葉による伝達に四苦八苦しているのです。素人が深く考えず、かつ、言葉の手抜きをして正しく伝えられるわけがないのです。

 

 

校正への姿勢が、仕事への姿勢


ブログを書く人の中には、校正を嫌がる人がいます。手間なのはよく分かります。しかし、読者に気持ちよく読んでほしいと思ったら、校正はするべきです。

私の場合、最低4回は校正をします。
① wordで原稿を書き、パソコン上で校正
② 無料・有料の校正ツールを使い校正
③ 原稿をプリントして再度自分で校正
④ 第三者(主に妻)が校正

③と④は、何回も繰り返します。

ブログは仕事です。「校正をしない=仕事の手抜き」です。校正をしない人はもしかしたら、ほかの仕事も手抜きをしているかもしれません。少なくとも、私はブログを通じてそう読み取ります。

人は、ブログに書かれた言葉だけを読んでいるわけではありません。言葉以外の部分も読んでいるのです。

 

 

自慢ブログは成功しない


著名人との記念写真や有名人のセミナー&パーティーの写真ばかりを載せているブログがあります。こういうブログは成功しません。

凄い人とどれだけ会おうが、筆者自身が凄い人になるわけではありません。当たり前のことなのですが、自慢ブログを書く人はこの感覚が抜け落ちています。日本一の○○さんに会ったことで自分も何だか凄い人間になった感覚に陥ってしまうのです。

ブログを読んでいる人は、冷ややかな目で見ています。当然、アクセス数も落ちていきます。そうなるとどうなるのか。筆者は、今まで以上に有名人との写真を載せるようになるのです。

これが一番の問題点です。
筆者と読者との間に乖離が起きているのに、そのことに気づきません。キラキラ起業女子が稼げていない理由はまさにこれです。

自慢は「自分を見て」の表れです。ブログに必要なのは、「読者を見る」姿勢です。このことを忘れてはいけません。

 

 

言葉遣いに気をつける


「バカ」「アホ」「クズ」などの言葉を多用しているブログをたまに見受けます。一切関わりのない検索から来た新規ユーザーは、いちいち「言葉遣いが悪いですよ」とは指摘しません。「知性のない人」「関わらないようにしよう」と判断し、黙ってそのブログから立ち去ります。

この手のブログは、内輪ウケしているパターンが多いです。周りの人間が「はっきり書いてくれてスッキリした」「厳しい言葉の裏に愛がありますよね」とおだてるため、ブログ筆者は反省することがありません。

偏った意見だけが届くため、ブログ筆者は酔いしれて、延々と過激な言葉を綴るようになるのです。

ブログの良いところは、口から発する言葉と違い、外に出す前に見直しができる点です。言葉遣いも見直しの対象です。この利点を活かせないブログ筆者は、ブログを見直す前に、自分自身を見直さなくてはいけません。

 

 

ブログが読まれる人の思考

 

回遊させない記事を書く


「私のブログに訪れた人に、1つでも多くの記事を読んでもらいたい」
ブログを書く人ならそう思うでしょう。人の心の動きとしては自然なことです。ですが、回遊率を求めていると力の入った記事が書けなくなります。「この記事だけでユーザーが知りたいことを全部伝える。回遊なんてさせない」という姿勢でいるほうがよい記事が書けます。回遊率を上げるよりも、滞在時間が延びる記事を目指したほうがブログ全体のレベルは上がっていきます。

 

 

着想を意識して記事を書く


着想に優れた記事(オリジナリティ溢れる記事)には価値があります。
ありきたりな情報では、競合の記事に埋もれてしまい、読者は価値を見出してくれません。また、SEOの観点から見てもよろしくありません。検索から来たユーザーが「このブログには、新しい情報や発見はなさそうだな」と判断したら、離脱してしまうからです。競合にはない記事が書けるか否かが、評価の分かれ道なのです。

当記事のテーマが、ありきたりな「ブログ集客術」「ブログ集客方法」ではなく、「集客思考」なのはそのためです。ブログ集客に成功している人は、何にフォーカスしているのかに着目して、記事にしました。

競合と同じ土俵に上がり、競合よりも上の記事を目指すのもいいのですが、競合が書いていない角度から記事を書くのも一つの手です。読者を感嘆させるような記事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

他分野と結びつける


文章が上手い人は、たとえ話や比喩表現が巧みです。
本題と共通点を持つ別分野を見つけて、結びつける能力が高いのです。他と結びつけて考えることを「類推」と呼びます。

類推には、類推思考力が求められますが、引き出しの多さも必要です。様々な世界に関心を持って勉強している人は、自然と引き出しも多いため、たとえ話や比喩表現に富むようになるのです。読者に面白く、そして分かりやすく伝えるためにも、広い世界を持つようにしてください。

 

 

もう一歩深く考える


あなたは記事を書く際、どこまで深く考えていますか。
「なぜ」「そもそも」「どのように」「どうなる」「たとえば」「類似するものは」と様々な角度から問うたり、同じ問いを何度も繰り返していますか?
競合よりも1cmでも深く考えることができて、はじめて競合よりも優れた記事が書けます。

しかし多くの人は、「もうここまででいいか」と考える苦しさに負けてしまいます。そして、集客にもファン化にも繋がらない半端な記事をアップしてしまうのです。時間と労力の無駄です。意味のあるブログにしたければ、「後もう一歩、後もう一歩」と深く考える苦しさに耐え、潜考してください。それができた人間だけが、ブログ集客を成功させられるのです。

 

 

自分が面白くないと思う記事はアップしない


自分が面白くないと思う記事は、ブログ読者も面白くありません。しかも、面白くない記事が2回以上続くと、読者はブログを読まなくなります。本当は1回からでも離脱が始まりますが、2回以上続くと致命的です。どんどん読者が離れていきます。読者のアクセスが増えない、または減りつつあるのは、面白くない記事をアップし続けているからです。

 

 

ブログは自分の言葉で書く


「WEBライターにブログ記事を書いてもらっているんですが、どうも馬が合いません」と言った相談がありました。馬が合わないのではなく、そもそもブログの執筆を他人に頼んでいる時点で失敗しています。

ブログは、客観的な事実を書くメディアではありません。企業(個人)が有する情報や経験といったリソースを基にしたメディアです。よって、外の人間が代わって書くことはできません。

特に、自社商品を販売している会社(個人)は、社内の人間でなければブログ運営はできません。社内の人間以上に、商品の価値を理解している人がいないからです。

自社商品を売っているにも関わらず、他人に記事を書いてもらおうと考えている時点で、「自社商品は大した価値はない」と言っているようなものです。

 

 

分かりやすく書くために深く理解する


「分かりやすく書く」は、奥が深いです。
技術的な面もありますが、そもそも筆者自身が伝えたいことを深く理解していないと分かりやすく書くことができません。文章が分かりにくくなってしまうのは、技術が足りないのではなく、理解が足りていないせいなのかもしれません。自分の専門分野を深く理解することが、分かりやすく書く(書ける)秘訣なのです。

 

 

事例を入れて分かりやすくする


分かりやすい記事を書くコツは、事例を入れることです。「理屈+事例」または「事例+解説」が分かりやすいです。事例は1つでもいいのですが、できれば2つ入れるようにしてください。2つあると説得力が増します。しかし3つは要りません。しつこくなるからです。「事例は2つ」と覚えておくとよいでしょう。

 

 

続きものは、書かない


ブログ記事は、1話完結ものにします。
「続きは次回」「続きはこちらのページ」と締めてはいけません。読まれなくなります。続きをまだ書いていないのなら、続きを書いてからアップします。ブログ記事は、分割するメリットが1つもありません。アクセスが集められると考えているかもしれませんが、全く逆です。Googleから評価されず、検索からの流入が減るだけです。

 

 

長文記事は、見出しを多くする


SNSの短い文章に慣れていることもあり、基本、ユーザーは長文記事を好みません。それでも、長文を書かなくてはいけないときがあります。読んでもらうためには、工夫をする必要があります。

コツの1つは、小見出しを多くすることです。小見出し1つにつき、本文420字程度に収めるようにします。ツイートの3回分と覚えておいてください。

小見出しは、小見出しを見ただけで何が言いたいのか分かるようにしておきます。そうすれば、読者は自分に必要な情報をすぐに見つけることができ、興味がない部分を飛ばして読むことができます。

ほかにも、目次を設けたり、目休めに写真を使ったりと工夫の方法は色々あります。大切なのは、「この記事は読者に取って読みやすいかな」と自問しながら作ることです。力を入れた記事を読んでもらうためにも、読者目線を忘れずにいてください。

 

 

文字量のバランスを意識する


「理由は3つあります」と、各理由を挙げて説明する場合があります。その際、文字量のバランスに気をつけてください。

理由1の文字量はやたら多いのに、理由2と3の文字量が少ないとバランスがおかしいです。書籍だとページを跨ぐのでそこまで気になりませんが、WEBは1つのページに収まっているため、不自然さが際立ちます。記事は、見た目も意識して書くようにしてください。

 

 

身内の評価を当てにしない


ブログを更新したら、Facebookでお知らせする人は多いでしょう。FB友だちから、「いいね!」が付いたり、称賛するコメントが寄せられると思いますが、これらの評価、あまり真に受けないでください。身内の評価ほど当てにならないものはないからです。

本当に気にすべきは、他人からの評価です。
優良なブログ記事ならSNSで紹介(リツイート・シェア)されます。または、他のブログから被リンクを貼られ紹介されます。

詳しい理由は割愛しますが、Googleはユーザーの行動や被リンクを見て検索順位を決めていると私は見ています。検索順位が低いということは、検索ユーザーからの評価が低いということです。

身内の評価よりも、他人の評価のほうがシビアです。こちらを評価軸にして、成長の糧にしてください。

 

 

定期的に全記事を見直す


記事の中には、検索順位が「高い記事」と「低い記事」があります。

順位が高い記事は、そのままにしておくか、さらに上を目指してテコ入れします。順位の低い記事よりも順位が高い記事をテコ入れするほうが費用対効果が高いからです。優先的に直していきましょう。

順位が低い記事は、テコ入れするか、削除します。滞在時間も短いようなら、削除してしまっても構いません。評価の低い記事はブログ全体の評価を下げてしまうからです。

年に一度全記事を見直し、ブログ全体のレベルを上げていきましょう。

 

 

ブログを戦略的に考えている人の思考

 

WEBサイト内にブログを設けるのが、今は王道


WEBに疎い人でも手軽に情報発信ができる場として、無料のブログサービスが誕生しました。しかし昨今、ブログサービスの存在価値は下がってきています。WordPressが誕生し、素人でもWEBサイト&ブログの制作や更新が簡単にできるようになったからです。

私の目から見て、ブログサービスを利用するよりも、WordPressを導入したほうがビジネスに寄与します。多少、初期投資や固定費が発生しますが、それ以上の収益は見込めます。

もし、ブログサービスを利用するとしたら、それは本業とは少し離れた情報を発信する場合です。たとえば、「○○さんと食事した」「私の手帳活用の方法をご紹介します」といったものです。

ブログ集客をしたいならWordPress、ほかにも書きたいことがあるならブログサービスと使い分けるようにしてください。

 

 

ブログを始める前から、ユーザーと競合の調査をする


LP(ランディングページ)を作る人は、3Cのチェックを当たり前にします。
「ユーザーのニーズ」と「競合商品の強み」を調べ、そこから競合が有していない自社商品の強みを見つけ出し、市場におけるポジションを定めます。この作業に数日は費やします。これを終えて、はじめてLP制作に入れるのです。

1つのLPを作るだけでも、これだけの事前準備を必要とするのですから、ブログであれば、当然LP以上の準備をして然るべきです。ですが、そんなことをしている人はほとんどいません。

ブログを続けていても売れないのは、事前準備が足りていないからです。ブログを開設する前の準備、記事を書く前の準備、売れない人はすべてにおいて準備が足りていません。売れないのには、売れない理由がちゃんとあるのです。

 

 

高収益になる商品を売る


商品の価格帯は、売上に大きな影響を与えます。
たとえば、リスティング広告の運営に悩んでいる人がいたとします。その人に、リスティング運営に関する教材を売るのと、リスティング広告のアドバイスをするのと、リスティング広告を代行するのとでは、価格帯がだいぶ変わってきます。1:10:100で違います。

同じ1,000万円稼ぐのでも、1万円の商品を1,000個売るより、100万円の商品を10個売るほうが簡単です。つまり、高単価な商品ほど売上が上がりやすいのです。

ブログから売上が大して上がらないのは、もしかしたら、商品戦略が間違っているのかもしれません。

 

 

競合が尻尾を巻いて逃げていくブログを作る


あなたのブログを注意深く見ている人がいます。それは、競合です。
あなたのブログを見て、「これだったら勝てる」と思われたら、追随してきます。逆に、「このブログには勝てない」と思われたら、追随してきません。

競合をビビらせるには、クオリティーの高い記事をどれだけ多く載せられるかです。クオリティーの高い記事は、集客に寄与するだけではなく、競合を寄せ付けない働きもしてくれるのです。

 

 

ブログのブランディングを怠らない


結局、言葉は“誰が”言ったかです。
たとえ同じ言葉であっても、実績がない人が言うのと、実績がある人が言うのとでは説得力が違います。当然、後者の言葉を人は信じます。つまり、「誰が×内容=記事力」なのです。

この「誰が」の格を高めるのが、ブランディングです。
ブログにおいてのブランディングとは、「肩書き+プロフィール+実績」です。以上の3点は、変更や加筆を何度しても構いません。定期的にブレッシュアップして、自身の価値を高めてください。

 

 

売るためにブログを書く


ブログの目的は、商品やサービスを売るためです。記事中、もしくは記事下にLP(ランディングページ)へのリンクを貼ることが出来るのかということです。別言すれば、LPへ誘導する必然性が記事中にあるかということになります。

時事ネタに私見を述べているブログを散見しますが、私は「だからなんだ」としか思いません。ビジネス抜きのブログならいいです。しかし、自社の商品やサービスを売りたい人たちがそれをして何の意味があるのでしょうか。ブログを続けることに意識が行き過ぎて、売るためにブログを書いているという意識が欠落しているのです。

LPに誘導する必然性がない記事は書くだけ無駄です。売上には結び付きません。「この記事で○○のLPへ誘導する」という意識を持ちながら、ブログを書くようにしてください。

 

 

ブログの費用対効果を考える


ブログは1つの広告媒体です。必ず費用対効果を計測する必要があります。

仮に、月の売上目標160万円とし、労働日数20日間、労働時間1日8時間だとします。目標額を労働時間で割るとこうなります。160万円÷20日÷8時間=1万円/h です。1時間1万円、1日8万円以上を売り上げなければ、目標に届かない計算になります。

では訊ねます。
あなたのブログは、投資(時間)に見合うだけの収益を3年以内に生み出していますか?

もし、ブログが売上に繋がっていないのであれば、戦略や戦術が間違っている可能性があります。そもそも、ブログ集客自体が合っていないかもしれません。生産性が悪いのであれば、思い切って辞めてしまうのも手です。空いた時間を他の営業活動にまわしたほうが売上に寄与します。

ブログはコストが発生する集客活動です。集客媒体として費用対効果が合っているのか、必ずチェックするようにしてください。

 

 

お金がかからないものは、時間がかかると知る


「お金がないからブログで」と言う人がいますが、時間には「人件費」というお金がかかっています。ブログ集客から始める人は、このことを忘れています。お金がないなら広告にお金を出してさっさと売上を作ったほうがいいです。

私は起業時、ブログよりも先にリスティング広告を始めました。なんと、広告を出した2時間後に制作依頼が入ったのです。このように、お金を使った投資のほうが早く売上が立ちます。

集客の理想は、「短期間で集客できる広告を出しながら、長期的な運営が必要な広告媒体(ブログや種々なSNS)を育てていく」です。逆から始める人は、広告にお金を出すという考えがありません、また、無料ツールばかり使うため、投資思考も育ちません。結果、事業は大きくならないのです。

ブログを主な集客間口にしている人の多くは、小規模事業者が多いです。実はこれ、因果関係が逆なのです。ブログを主な集客間口にしているから小規模事業者なのです。

 

 

ブログより先に、成約率の高いLPを作る


儲かるブログになるかどうかは、実はLPで決まります。
たとえば、成約率0.5%のLPと成約率3%のLPでは、同じアクセス数があったとしても売上が6倍違ってきます。つまり、前者と後者では労力が6倍も違うのです。

ブログ集客で最も大切なことは、「少ないアクセス数で多く稼ぐ」です。そのためには、成約率の高いLPを用意しておく必要があります。これをいい加減にするとブログ集客で苦労します。ブログ記事ではなく、まずはLP作りに注力してください。

 

 

ブログよりも先に、プッシュ型のコンテンツを作る


ブログを運営する最終目的は、売上を上げるためです。そのためには、メルマガやLINE@などの導入が必須です。これらプッシュ型(こちらから送りつける)の媒体を持っているか否かで、売上が2~5倍は変わります。

魅力的なコンセプトを考え、コンテンツを用意します。それを、数回に亘って自動配信していきます。上手く商品へ繋げることができれば、読者の10%以上は商品を購入してくれます。

ブログを始めるなら、プッシュ型の媒体を準備しておくといいでしょう。

 

 

商品への興味を喚起させてLPへ導く


ブログの最終目的は商品(サービス)の販売ですが、役割としてはLPへの架け橋です。どんなに優れた記事を書いても、LPへ移動してもらえなければ、商品は売れません。ここで大切になるのは、「購買欲求の喚起」と「移動率」です。

まずは「購買意欲の喚起」についてです。
ブログ記事では、商品説明や購入者の感想、実績を載せて購買意欲を喚起させます。購買意欲を抱いたままLPへ移動してもらえれば、LPのCVRは必然的に向上します。つまり、いかに商品に興味を抱かせるかがカギとなるわけです。

続いて「移動率」についてです。
購買意欲を喚起させる記事を書いても、LPへのリンクがなければ、そこで尻切れトンボになってしまいます。できる限り、記事下にLPへのリンクを張るようにしましょう。それだけではなく、記事中にも不自然にならない程度にLPへのリンクを張ります。商品の話をしているのなら、自然な流れでリンクを張れるはずです。

この2点は、ブログの肝です。意識してください。

 

 

売れないブログは、今後も売れない


100記事書いても売上が上がらないブログは、今の延長線上で努力しても売上は大して上がりません。戦術レベルの問題ではなく、戦略レベルの問題だからです。ポジショニングや提供する商品を見直す必要があります。

「1年以上続ければ成果が出る」と言うコンサルタントもいますが、それは、投資に失敗した人に「さらに投資をして損を回収しましょう」と言う手口と同じです。ジリ貧の人はそれを信じてしまいますが、いくらテコ入れしてもダメなものはダメです。損切りして、その失敗を糧にして新たに出発するほうが成功する確率は上がります。

 

 

解析ツールによる分析を怠らない


ブログからの収益を高めるには、解析ツールによる分析が不可欠です。
アクセス数の多い記事、記事の滞在時間、リンクのクリック率などの情報が閲覧できます。これらのデータを基にブログを改善していきます。

たとえば、LPへ飛ぶリンクのクリック率が低いと分かれば、テキストやバナーの色を変えてテストをします。上手くいけば、クリック率を2倍以上に引き上げることも可能です。

解析ツールがなければ、改善策が功を奏したのかどうか判断できません。分析を怠ることは、すなわち、得られたはずの売上をみすみす溢すことを意味しています。生産的なブログ運営をするためにも、解析ツールによる分析を怠らないようにしてください。

 

 

ブログ記事は、「新規ユーザー向け」と「読者向け」の2種類ある


ブログ記事には、2種類あります。
「新規ユーザー向けの記事」と「ブログ読者向けの記事」です。前者と後者では、記事の目的が違います。

前者は、検索エンジンからの流入を目的にしているため、「ユーザーが知りたいこと」を主軸に書きます。後者は、読者の教育を目的にしているため、「読者に教えたいこと」を主軸に書きます。

別言すれば、前者は「情報提供型の記事」、後者は「教育啓蒙型の記事」です。「情報提供型の記事」で新規ユーザーを集め、そこから読者登録(またはメルマガ登録)をしてもらい、その後は「教育啓蒙型の記事」で読者を育てていきます。時折セールスを仕掛けて収益化していくのが、ブログ集客の全体図なのです。

 

 

新規ユーザーを満足させる人の思考

 

出版物よりも優れた記事を目指す


SEO対策の基本は、競合のチェックです。対策キーワードの上位に出てくる記事よりも優れた記事を書くことを目標に記事を執筆します。しかし、それだけでは足りません。対策キーワードのニーズと重なる書籍を購入して、書籍以上の記事を目標にします。

「書籍を越えるなんて無理だよ。ボリュームが違い過ぎる」と思われるかもしれませんが、逆です。書籍の弱点はボリュームにあるのです。

書籍は体裁上、一定量(10万字以上)のページ数を用意しなくてはいけません。そのため、カルピスを10倍に薄めたような書籍が数多くあります。一方、ブログにはそのような制約はありません。もし、書籍(10万字)で得られる情報を、ブログ(1万字)で提供できたら、そちらのほうが優れたコンテンツだと思いませんか。

ブログ(正確にはWEB媒体)は、本来、書籍を上回るだけのアドバンテージを持っているのです。

 

 

他のサイト(ブログ)に行かせない


検索ユーザーは、知りたい情報を探すためにサイトやブログを閲覧しています。言い方を変えれば、知りたい情報がすべて手に入れば、閲覧を止めます。検索エンジンから来たユーザー向けの記事は、「ユーザーの知りたい情報をすべてここで伝える」という気概が必要です。さらに言えば、ユーザーに記事をプリントアウトさせるぐらいの気持ちも持ちたいものです。私も、この記事をプリントアウトする人が出てくるよう、気合を入れて書いています。

 

 

ブログ運営は、組織力が大きく影響する


SEOは、如何にクオリティーの高い記事を数多く作成できるかで決まります。この観点から導きだせる答えは、「組織力があるほうが有利」です。組織力があれば、企画や情報収集、執筆にかける時間やエネルギーを多く投入できるからです。

組織力のない個人は不利です。もし、勝てる業界があるとすれば、法人格が少ない業界、たとえば、コンサルタント・コーチ・セラピストなどです。他にあるとすれば、WEBに疎い業界だけです。

自分はどの業界に属しているのか、こうした観点からもWEB戦略を考えてみてください。

 

 

見込み度の薄いアクセスよりも、見込み度の高いアクセスを


アクセス数を増やしたければ、対象キーワードの範囲を広め、時事ネタを取り上げた記事を書けばいいでしょう。しかし、そんなことをしても見込み度の低い新規ユーザーが集まるだけで売上には結びつきません。それよりは、見込み度の高いユーザーが流入してくる検索キーワードに対してのみ、集中的に記事を書いたほうが遥かに有効です。

儲からない人は、アクセス数にフォーカスしています。儲かっている人は、LPへの移動率やCVRにフォーカスしています。見ているものが全く違うのです。少ないアクセスで如何に売上を作るか。この視点がないとブログ集客は上手くいきません。

時間や予算に限りがあるのなら、回り道している暇はありません。費用対効果の高い施策をしていきましょう。

 

 

少記事・多集客を目指す


対策キーワードが50ワードあったとします。
その50ワードに対して、500時間かけた500記事と、同じく500時間かけた50記事とでは、どちらのほうがアクセスを集めると思いますか? 正解は後者です。

1記事あたり1時間の記事では、優れた記事を書くことはできません。その程度の内容では、検索結果の1ページ目には表示されず、アクセスを集めることはできません。

一方、1記事あたり10時間投資した記事は、先の10倍とはいかないまでも、3倍以上優れた記事を書くことが可能です。その結果、検索結果の1ページ目に表示させることも可能です。

検索からのアクセスを集めるなら、物量作戦よりも、少数先鋭を目指しましょう。

 

 

ブログ読者をファンにさせる人の思考

 

SEOを意識しない


私の場合、ブログ読者に向けた記事は、SEOを全く意識しません。記事の内容に合っているタイトルしか付けません。「読者向けの記事だけど、検索エンジンも意識して……」とやり始めると、タイトルと内容にズレが生じてしまいます。これが続くと、「何だかよく分からない記事だな」と読者に思われてしまいます。ブログ読者向けであれば、検索からの流入を一切考えず、読者に集中して記事やタイトルを考えてください。そのほうが読者に伝わる記事が書けます。

 

 

読者向けのブログは更新曜日と時間を決めておく


読者にブログを読んでほしければ、更新日時を定めておきます。
「毎週何曜日の何時に更新」というふうに。更新日時が定まっていると、読者は「あっ、今日は○○さんのブログが更新される日(時間)だ」と思い出してくれます。

雑誌やTV番組が分かりやすい例です。
毎週何曜日の何時と決まっているため、視聴者は見逃さず見ることができます。更新頻度がバラバラだとそれができません。毎月一定数の更新を心掛けているのなら、更新日時を決めるようにしてください。

 

 

読者が誤解していることを教える


ブログ筆者はその分野の専門家です。専門家から見て、読者が誤解している情報があると思います。それを解いてあげるのも専門家の役割です。

その際、有効な書き方があります。
「常識⇒間違い⇒真実⇒説明⇒結論」という書き方です。

たとえば、「皆さん、痩せるためにはカロリー制限や運動が必要だと思っています。しかし、それは誤った知識です。カロリー制限や運動をしなくても十分に痩せることはできます。なぜなら、肥満の原因はカロリーではなく、糖質だからです。では、詳しく説明していきます」というふうに。

この記事を書くコツは、一番先に真実を考える(決める)ことです。真実を考えたら、次に誤った常識を当てはめていきます。そうすれば、出だしの文章は自ずと出来上がります。後は解説をしていくだけです。

 

 

あの人へメールをするつもりで書く


ブログは、特定の誰かを思い浮かべるほど共感が得られる記事が書けます。「本当はあの人に向けたメッセージなんだけど、ブログ用に表現を変えているだけ」という感覚がベストです。

私の場合、コンサルティングをした後に記事を書きたくなります。アドバイスした内容をもっと噛み砕いて伝えたくなるからです。その後、記事を書いて相談者に見てもらうこともあります。

「ブログ記事は、私信をブログ用に変換したもの」と捉えれば、ターゲットとメッセージが明確な記事が書けるようになります。

 

 

ブログは「お返し」のつもりで書く


私がブログを書く理由の一つに、「お返し」があります。たくさんの方のブログや書籍から様々な知見を得られたお陰で、今の私があります。人の知見が私の糧になったように、私も誰かの糧になりたいという想いがあります。それがブログを続けている理由の一つです。お返しをしている感覚です。このお返しは終わることがありません。勉強すれば勉強するほど、お返しがしたくなるのですから。

 

 

おわり


いかがでしたでしょうか。
方法論にはあまり触れず、考え方にフォーカスして書いてみました。もし、本記事の中に、「耳の痛い話」があったなら、ブログを省みる機会になった、ということです。記事を書いた甲斐があります。

本記事が、ひとつ上のブログ運営のきっかけになれたなら、幸いです。

 

 

PS
ブログ読者をファンにさせながら、ブログ筆者の思考力を高めていくライティング術をここに公開します。

 

 

6,500名が購読!! 1日10秒で読める商売繁盛365の知恵

中小企業に特化したマーケティングがすべて学べる!
「客単価を倍にする一言」「口コミが生まれる5つの条件」「販促効果を倍増させる7種の限定性」「ニュースに取り上げられる8つの企画」「売れるネーミング7つの条件」「新商品をヒット商品にする2つの方法」「新規事業の成否を決める3要素」「集客商品に必要な5つの条件」などの商売繁盛に役立つノウハウを毎日(365日間)配信。

今すぐ、ご登録を!