社員間のコミュニケーションが良好になる4タイプ分類

「社員同士のコミュニケーションを図りたい」。そんなニーズを抱えていませんか。先日、そんな悩みに関する記事を見つけました。ご紹介します。

2015年11月6日(金)の日経MJです。

15期連続の2ケタ増収、8期連続の経常利益を続ける食品スーパーエブリイ(広島県福山市)。広島県中心に31店舗を展開し、約3千人の従業員を抱える同社ではパート・アルバイトから店長まで、現場で働く全ての人の名札にイラストがある。(中略)
描かれているのは4種類の「類人猿」だ。(中略)
自分と他人の違いを理解し、業務に最適なチームワークを実現するのが分類の狙い。(中略)
コミュニケーションの改善は売り場の雰囲気を変え、来店客から「他店より店員さんがイキイキしていて、気持ちが良い」(26歳女性)との声が増えた。

記事によると、4タイプに分ける「類人猿」が社員間のコミュニケーション改善に一役買っているようです。

ここで私は、「ではみなさん、類人猿を導入しましょう」と言いたい訳ではありません。別に「類人猿」でなくても構いません。その理由を説明します。

 

分類手法を選ぶ二つのポイント


人を分類する手法は、多種多様にあります。種々ある中で、何を選ぶのかが大切です。選ぶポイントは二つあります。

一つ目は、“分類数が4つであること”です。
8や10以上にタイプ分類するものもありますが、実用的ではありません。覚えられないからです。4分類は、多過ぎず少な過ぎない絶妙な数です。

二つ目は、“各タイプ名が直感的に分かりやすいこと”です。
「類人猿」であれば、「チンパンジー」「ゴリラ」「オラウータン」「ボノボ」と、何となくイメージが湧く名前が付けられています。タイプ名が記号だったりすると、覚えるのに時間がかかり、定着しにくいです。

私が見てきた限り、分類手法が定着している企業は、皆、4タイプ分類であり、各タイプ名が直感的に分かるものばかりでした。分類し過ぎず、堅苦しくない名前という絶妙な緩さが、定着させるうえにおいて大切なのです。

 

4タイプ分類を導入するメリット


4タイプ分類は、本当に役に立つのか?
そんな疑問を抱える人もいるかと思います。

4タイプ分類が、人を正確に分析できて絶大な効果があるツールかと言えば、答えはNOです。4タイプにしか分類しませんから、かなり大ざっぱです。それに、4タイプ分類を知っただけでは活きません。ですが、それでいいのです。

4タイプ分類で大切なのは、楽しみながら相手を理解しようとする機会やきっかけが生まれることです。そして、大ざっぱではあるものの、大筋の思考や行動の傾向が見えることです。

たとえば、チャレンジを大切にする人がいる一方、安定を大切にする人がいます。相手のタイプが分かれば、話し方や提案の仕方が変わります。「○○君は、△△タイプだから、こういう言い方をしたほうがいいかな」「こういうポジションや仕事がいいかな」と、一旦相手の立場で考えるようになります。そのため、個々のコミュニケーション力が自然と養われていくのです。

本コラムのタイトルは「社員間のコミュニケーションが良好になる4タイプ分類」です。しかし、私が真に伝えたいのは「社員のコミュニケーション力を養うきっかけを生む4タイプ分類」なのです。
社員のコミュニケーション力の向上に、4タイプ分類をきっかけの一つにしてみてはいかがでしょうか。

 

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