「特定の商品(分野)で専門化しなさい」って簡単に言うけど

「差別化を図るためには、特定の商品(分野)に専門化する必要がある」。
このような主旨は、数々のビジネス書籍に記述されています。あなたも何度か目にした機会があることでしょう。では、何か特定の商品(分野)に専門化できているでしょうか? 言うは易く行うは難し、現実はそう簡単ではありません。専門化するためには、大きなハードルがあるからです。

最も大きいハードルは、「専門化への恐怖」です。
理想を言えば、起業時から商品(分野)を専門化したいものです。ですが大抵の起業家は、守備範囲を広げて商品・サービスを展開します。これはある意味仕方ありません。何か一つに専門化して、鳴かず飛ばずだったら、取り返しがつかないからです。そのため、起業家の多くは専門化を避けて通ります。したとしても半端な専門化です。それでも構いません。経営しながらでも方向転換は可能です。

では、何を専門化すればいいのか。それを、どうやって見つければいいのかについて解説します。

専門化する際、最も重視すべきものは「お客様の評価」です。
長らく経営をしていると、人気のある商品(分野)が出てくるはずです。「お客様の満足度が高い」「予想以上に売れ続けている」などの商品は、一定の評価を得ていると言えます。競合と市場を鑑みて、優位性を誇り№1になれるのであれば、特化しても良い商品(分野)と言えるかもしれません。

ここでご紹介したい書籍があります。ガトーショコラ専門店を経営しているオーナーが執筆した書籍『1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ』です。

著者は、はじめからガトーショコラ専門店を経営していたわけではありません。イタリアン・レストランが始まりです。食後にお出しするデザートのガトーショコラが思いのほか人気を博し、3度の値上げを試みました。それでもお客様は減るどころか増え、これを見て、ガトーショコラの専門店にすることを決意。専門店になってからも材料と技術にこだわり、包装紙にも一切の妥協を許しません。今では、自他共に認める日本一のガトーショコラ専門店となりました。

「専門化」を別言すれば「№1化」です。
№1になれる商品(分野)を見つけて、他の追随を許さないよう日々精進する。これが、真の専門化戦略です。あなたの会社にも、もしかしたら、きらりと光る専門化の原石があるかもしれません。

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