ビジネスチャンスは、「すきま時間」と「ながら時間」にある

「客単価を高めたい」「リピート率を上げたい」とお悩みの方に、一考していただきたいことがあります。「お客様が自店のサービスを受けている時間に、他のサービスも提供できないか」と。
今回は、「すきま時間」と「ながら時間」にあるビジネスチャンスについてお話ししたいと思います。

まずは、2016年6月29日(水)日経MJ掲載の記事をご覧ください。

「出張」靴磨き じわり人気
すきま時間に身繕い

靴磨きの場が広がっている。居酒屋で美味しい料理やお酒を楽しみながら、理容室で身だしなみを整えながら、時間を有効活用できる点が支持されている。靴磨きが客を呼び、その店の常連を生み出す好循環も。

引用は冒頭の文章ですが、記事全体を要約しています。
記事内では、靴磨きを利用したお店の声が掲載され、カフェ、小料理屋、居酒屋、理容店、美容室、アパレルショップからも依頼がきていると記述されていました。

記事の見出しには、「すきま時間」と書かれていますが、私が記事を読む限り、「ながら時間」が正解です。何かを待っている間(すきま時間)に靴磨きをしているのではなく、サービスを受けている間(ながら時間)にしているからです。とはいえ、この記事から学べることがあります。そう、時間の有効活用です。

「お客様の待ち時間にできるサービスはないだろうか」と、サービス業に従事する方であれば一度は考えたことがあると思います。しかし、「お客様がサービスを受けている時間にできるサービスはないだろうか」と考えたことのある方はどれぐらいいるでしょうか。おそらく、そう多くないと思います。ここに目を付けてみてください。

たとえば、「映画を見ている時間にできるサービスはないかな」「本を選んでいる時間にできるサービスはないかな」「マッサージを受けている時間にできるサービスはないかな」と考えることができます。あなたのご商売に合わせて、「○○をしている時間にできるサービスはないかな」と考えてみてはどうでしょうか。

余談ですが、「すきま時間」と「ながら時間」は、主従関係によってに見え方が逆転します。私は以前、コインランドリー業に携わっていました。ご存知の通り、コインランドリーは待ち時間が長いです。この待ち時間(すきま時間)に着目して、カフェやbarを併設、または合併したランドリーを作るオーナーさんがいました。主従が逆の場合もあります。カフェやbarがすでにあり、一杯を喫する時間(ながら時間)にランドリーを使ってもらうのです。

お分かりでしょうか?
結果的に同じようなお店が出来上がるのですが、主従関係によって「すきま時間」と「ながら時間」の認識が変わるのです。

このコラムを読まれている方の多くは、すでに「主」が決まっているかと思います。であれば、先ほど述べた通り「○○をしている間にできるサービスはないかな」と考えてみてください。新しいビジネスチャンスに出合えるかもしれませんよ。

 

 

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