コンサルタント向けのコンサルティングが増えた訳

ここ近年(2012年あたりから)、コンサルタントを対象にしたコンサルティングを提供する人が増えてきました。ビジネス書でも、コンサルタント向けの書籍が目立ちます。Facebookでも、コンサルタント向けのFB広告を散見します。

この事象は2つの意味を示しています。
一つ目は、コンサルタントの人口が「市場」と言えるほどの規模に成長したこと。二つ目は、供給過多に傾いたため、売上などに悩むコンサルタントが増えてきたこと。そのため、コンサルタントへのコンサルティングをする人が幾人も現われては、成功しているわけです。これらの事象を一言で表すなら「コンサルタント市場の成長カーブが成長期後半~成熟期に入った」です。

私の下にも、稀に「コンサルで起業したい」という相談が入ります。もしかしたらこのコラムを読んでいる人の中にも、コンサルタントを志している人がいるかもしれません。

あなたがコンサルタントとして起業したいなら、私は最初にこうアドバイスします。「止めたほうがいい」と。前述した通り、成長期後半~成熟期の市場です。この時期に参入するのは賢明ではありません。それでもコンサルタントとして起業したいのであれば、以下の三つを注視してください。実際、私が相談に乗る際にも、注視している点です。

 

1、ポジションを明確化できるかどうか


前述したように、コンサルタント市場は成長期後半~成熟期です。つまり競合が大勢いるわけです。そのため、今から起業する人はニッチ化したポジションを確立する必要があります。

ニッチ化する方法は、業種か分野の二択です。
たとえば、「○○業専門のコンサルタント」または「Facebook集客のコンサルタント」です。

前者は必然的に全国対象になります。地元で同業種のクライアントを持つわけにはいかないからです。後者は、地元のクライアントだけでも成り待ちます。業種関係なくクライアントを持てるからです。

二つかけ合わせる場合もあります。「○○業界専門 Facebook集客コンサルタント」という風に。このようにすると、ポジションがかなり明確化します。

 

2、魅力的なプロフィールが作れるかどうか


コンサルタントという職業は、プロフィールを特に見られます。ノウハウや理論が秀逸でも、プロフィールに魅力がなければ評価されない世界です。

では、魅力的なプロフィールはどんな要素で成り立っているのか。いくつかありますが、特に重要なのは次の二点です。一点目は「実績」です。先ほど定めたポジションを支えるだけの実績があるかどうかが大事です。これは前職の実績でも構いません。二点目は起業に至る「必然性(経緯やきっかけ)」です。実績と必然性があると一貫性のある魅力的なプロフィールが作れます。

 

3、パッケージ商品があるかどうか


コンサルタントとして何を売るのか。つまり商品(コンサルティング)です。

商品と言っても大きく分けて2種類あります。
・単発(1回いくらで△△します)
・パッケージ(○ヶ月間いくらで△△をします)

「パッケージ」は、ちょっと分かりづらいかもしれません。補足します。
たとえば、「○○養成講座 全12回 200,000円」といったコース内容を見かけることがありますよね。これもパッケージ商品です。これをコンサルティングに置き換えてください。「○○システム構築 6ヶ月間 500,000円」という風に。アドバイスだけではなく、ツール制作も含んでいいです。

他にも会員制や教材販売などもあります。しかし、自分が何を提供できるのかを知るためにも、先ほど挙げた商品を用意することをお勧めします。

明確なポジションとそれに沿ったプロフィール、そしてパッケージ商品。少なからず、あなたが何の専門家で何を提供しているのかが見えてきます。

後は、市場と競合の兼ね合い、そしてあなたのマーケティング力次第です。ぜひ、参考にしてみてください。

 

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