定価で購入したお客様が不満を感じない値引き販売の方法

「ついこの間購入した服が30%OFFで売られている」。
こんな思いをした経験、誰しもあるはずです。そしてこう思うでしょう。「このお店では、値引き販売のときにだけ買おう」と。

売る側も心が痛みます。値引き販売の際、定価で購入してくれたお客様の顔が脳裏をよぎるからです。買う側も損した気分になり、売る側も心が痛む値引き販売は、できるだけ避けたいものです。

「値引き販売」と一言で言っても、様々な販売方法があります。中には、お客様は損した気分にならず、売る側も心が痛まない方法もあります。

たとえば、「個数による値引き」「定期加入による値引き」「会員特典による値引き」などがそうです。お客様が損した気分になる値引き販売と、そうならない値引き販売。この違いはどこからくるのでしょうか? それは次の要件を満たしているかどうかです。

値引きで買える時期や条件をお客様は知っているか否か。

解説します。
たとえば、3枚買えば20%OFFになるお店と知っていて、2枚しか買わず安くならなかったとしても、お客様は文句を言いません。ほかにも、定期割引があるのを知りながら定期に加入せず、定価購入したとしてもお客様は不満を漏らしません。文句や不満が出ないのは、値引きで買える時期や条件をお客様は知っているからです。

突発的なSELLには、これがありません。そのため、値引きされた価格を見てお客様はショックを受けるのです。

 

ここで、思考実験をしましょう。
SELLが当たり前の衣料品店の場合、不満が出ないように値引き販売をするとしたら、どのような方法を取りますか?

たとえば、私の回答はこうです。
2月に入荷した春物の値札に、以下の表記をします。
「2月中は定価販売」「3月中は20%OFF」「4月中は30%OFF」「5月中は40%OFF」と。こう表記しておけば、お客様は事前に値引き時期を知ることができます。また、この表記はこう伝えています。「春の時期からずれるほど着る回数が減るため安くなります」と。当たり前のメッセージですが、割引に正当性があります。加えて、このような値引き販売をするお店だと周知できれば、SELLの案内(DM)のコストも削減できるかもしれません。。

自社の値引き販売はお客様に不満を与えていないか、一度考えてみてください。もしあれば、違った売り方を模索してみてはいかがでしょうか。

 

 

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