自社サイトのコンテンツ作成を外注してはいけません
先日、「会社に時々、『SEOに強いコンテンツを作りますよ』といった営業電話がかかってきますが、良い業者、悪い業者の見分け方ってありますか?」といった質問を受けました。
私はこう答えました。
「御社も、そして他の会社も、その会社特有の考えやこだわりを持っていると思います。しかし、外注先のライターはそれらを知りません。そのため、当たり障りのない競合他社に載せても使えるようなコンテンツを作ってきます。もし、自社特有の考えやこだわりを反映したコンテンツを載せたいのであれば、自社のことをよく知る人間、つまりは、社員に作ってもらうか、ライターを雇い教育して作るしかありませんよ」。相談者は納得してくれました。
逆説的に言えば、コンテンツを外注できる会社は、これといった考えやこだわりがないということです。それならそれでもいいです。どんどん外注のライターを利用できるのですから。
会社特有の考えやこだわりは、尖ったコンテンツを生み出します。こういったコンテンツをユーザーは興味を持って読んでくれます。「あれ、このサイト、他とは違った切り口だな。面白い解釈だな」となるからです。ユーザーが興味を持って読むコンテンツであれば、Googleはいつか必ず評価してくれます。つまり、尖ったコンテンツはSEO的にも強いということです。
自社特有の考えやこだわりは、コンテンツを作るうえで大切な資源です。ぜひ、活用してコンテンツを作ってください。情報に溢れた今、尖ったコンテンツをユーザーも望んでいます。