メルマガのクリック率を10%以上にするために必要な資質

私は、メルマガを配信しはじめて早6年になります。
この6年間、メルマガ環境は大きく様変わりしました。顕著な環境変化は二つあります。

一つ目は、アドレスの変化です。
メルマガ登録に使うアドレスのほとんどが、フリーメール(gmailやyahoomail)または、携帯アドレス(docomo.ne.jpやexweb.ne.jp)になりました。企業アドレスは、全体の2割程度です。

二つ目は、iPhone端末の普及です。
パソコンからではなく、iPhoneからメルマガを読む人が増えました。アナリティクスを観察していても、メルマガ配信後は、スマホからのアクセスが増加しています。

私は二つの事象からある考察をしました。それは、「長文メルマガは読まれない」です。iPhoneのメール機能(MMSやiMessage)は長文に適していません。また、今隆盛を極めているLINEも、スタンプや短文が主です。このように、私たちは短文メッセージに慣れ親しんでいるため、長文メッセージは思いのほか読んでくれません。もちろん、関心が高ければ長文でも読むでしょうが、興味本位で登録したメルマガでは難しいです。

実は、10年前から私は、長文メルマガは読まれなくなることを予見していました。10年前、私は数多くのメルマガを購読しており、毎日10を超えるメルマガがパソコンに届いていました。全部読んでいたかというと、そうではありません。毎朝、受信トレイに届いたメルマガを取捨選択して、一部だけ読むようにしていたのです。

ある日私は気づきました。
そういえば、読まないメルマガは総じて長文だと。自身の行動を観察してこう思いました。「おそらく今後は、メルマガは短文が好まれるだろう」と。情報過多の時代、マウスをスクロールさせてまで読ませる文章は、思うほど簡単ではありません。しかし、スクロールする必要のない短文であれば、読ませることは可能です。というより、開封さえしてもらえれば全文が目に入るわけです。

そこで私は起業した際は、「1日10秒で読める」をコンセプトにメルマガを作成しました。10秒程度であれば毎日でも読んでもらえます。そのお陰なのか、メルマガでのリンククリック率は10%以上あります(メルマガのクリック率の相場は5%未満)。今日登録した人から6年前に登録した人のリストから10%ですから、そこそこ高い数値と言えるでしょう。

「若者の活字離れ」と言われて久しいです。ですが私は、老若男女も活字離れしているとは思っていません。活字との接し方が変わっただけです。書籍の代わりにブログやメルマガ。新聞の代わりにネットニュースやSNS。私たちは、短文を多く読む機会が増え、まとまった長文を読まなくなったのです。消費する活字の総量は、そう変わっていないのだと思います。

こうした環境変化に、企業は対応していかなくてはいけません。
メルマガであれば、週1回配信していた長文を週2回に分けて短文にする。見出しなどを多くして読みやすくする。リンクURLは、早めに紹介する。今、環境の変化はすこぶる早いです。上手くいっている成功法は、3年後には通用しなる時代です。変化の激しい環境に合わせて柔軟に対応する必要があります。現在の企業や商人に取り分け必要な資質は、この「柔軟性」なのかもしれませんね。

時代の変遷に合わせて、過去成功していたマーケティングを見直してみてはいかがでしょうか。

 

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