「企業努力による低価格」と「小手先だけの低価格」

低価格には、2種類あります。「企業努力による低価格」と「小手先だけの低価格」です。今回は、両者の違いについて解説させていただきます。

「企業努力による低価格」とは、低価格を実現する構造や仕組み、アイディアが背景にあるものを指します。たとえば、「問屋を通さず、メーカーから安く仕入れる」「原価を抑える技術開発に成功する」「従業員を減らしても回る仕組みを構築する」です。これらは、知恵を絞り、汗を流さないと手に入りません。努力の賜です。

私のクライアントに、1千万円前後で住宅を販売する工務店があります。住宅コストを抑える技術やアイディアをいくつも発案し、特許も3つ取得しています。それだではなく、最小限のコストで集客とセールスを成功させるノウハウも確立しているのです。その結果、低価格でありながら、業界平均よりも高い利益率を確保することに成功しています。低価格とは、こうした背景があってできる戦略なのです。

「小手先だけの低価格」は、これらとは違います。単に価格を安くしているだけです。安くできる背景がない分、そのしわ寄せを誰かが受けます。大抵は、従業員や取引先(下請け)です。

小手先だけの低価格や値引き販売を巷間では「企業努力」と呼んでいます。しかし、先述した内容から分かるように、私の認識(定義)とは違います。低価格を実現する背景を作ることが真の「企業努力」であり、価格だけを安くするのは、ただの「企業怠慢」です。

もしあなたの会社が低価格販売を目指しているのであれば、この話を肝に銘じおいてください。

 

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