明日世界が終わるとしても

「明日世界が終わるとしても、今日私はりんごの木を植える」
この言葉は、ドイツの宗教改革者 マルティン・ルターが残した言葉です。はじめてこの言葉を聞いた時、私は感動に似た強い衝撃を覚えました。

先日、NHKスペシャル『シリア 絶望の空の下で 閉ざされた街 最後の病院』(2017年3月19日放送)を観ました。番組では、爆弾が降ってくる空の下、生活を続ける人々と医師の姿が映っていました。

住宅街に降り注ぐ爆弾。病院には連日のように負傷者が運ばれてきます。負傷者と医師しかいない病院にも、爆弾は容赦なく落とされます。政府軍が、病院も標的に入れているからです。

そんな中、幼い命を救うためシリアに残り続けた医師がいました。マアズさんです。しかし残念ながら、病院への爆撃によりアマズさんは命を落としました。彼の志を継いだ若い医師たちは、情勢が悪化するシリアに残り続け、負傷者の治療にあたっています。私はこの番組を観て、胸が詰まりました。マアズさんをはじめ、残った医師たちは「明日世界が終わるとしても」の覚悟で生きていると思ったからです。

翻って、私はどうか。「明日世界が終わるとしても……」 この言葉に続く、“何か”を持っているのだろうか。私は今の仕事が好きです。天職なんじゃないかと思っています。ですが、明日世界が終わるとしてもするのか?と問われて、YESとは答えられません。

Appleの創業者 故スティーブ・ジョブズがこんな言葉を残していました。「もし今日が人生最後なら、今やろうとしていることは本当にやりたいことだろうか?」。ジョブズもまた「明日世界が終わるとしても」の志で生きていた人ではないでしょうか。

私にも、彼らのような志を抱く日が来るのかは分かりません。もしそれが得られたのなら、私は覚悟を持った一生を送れるのではないかと思うのです。

 

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