真にお客様の幸せを願うなら、耳の痛い話をしなさい

相手に好かれたければ、耳触りのよい言葉をかければいいです。ですが、真に相手の幸せを願うなら、耳の痛い話もしなくてはいけません。

私は安易に起業を勧める人が嫌いです。また、好きなことを仕事にすれば成功すると言う人も嫌いです。発言がすべて無責任だからです。

私の住む広島では、喫茶店や飲食店が開店しては潰れ、開店しては潰れを繰り返しています。皆、好きなことで起業して失敗しているのです。広島だけの話ではないはずです。統計を見ても、設立5年以内の倒産率は85%と高い数値を示しています。(国税庁の統計情報2010年発表)。
こんな状態でなぜ起業を勧められるのでしょうか? まったく意味が分かりません。この事実を知りながら、起業を勧めてお金儲けしている人は、本当に解せません。

知人に出版した著者がいます。書籍は「成功したい女(ひと)は、「結婚」を捨てなさいです。タイトルから伝わるように、読者に「結婚も仕事も両方できますよ」などと甘い言葉をかけていません。真に読者のためを思っているからこそ出てくる言葉です。

最近、婚活プロデューサーを営んでいる女性と話す機会がありました。
彼女は、婚活に励む女性を今まで見てきて、確信したことがあるそうです。それは「女性は35歳を過ぎると結婚は困難。40歳を過ぎたら再婚市場(相手がバツイチ)でなければ難しい」という事実。統計的に見ても、35~39歳の女性が5年後に結婚できる確率は10%。40~44歳なら1%です。
彼女は、経験からこのデータは正しいと理解したそうです。そんな彼女は、婚活に来た35歳以上の女性に事実を伝え、「それでも」と言う人だけ受け入れ、全力でサポートしているそうです。

私はこの話を聞いて、素晴らしいなと思いました。
安易に「まだ綺麗なんだし結婚のチャンスはありますよ」とおだてるのではなく、「統計的に見ても厳しいですよ」と事実を伝えています。お客様のことを本気で考えているからできる行為です。

事実を伝えれば、彼女は多くの女性から嫌われます。
しかし、自分が何の被害も受けず、コストも払わずして、優しさなんて施せません。それができるのは、無責任な偽善者だけなのです。

 

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