ガス販売業者と提携してフリーズドライのお味噌汁を売った話

あなたは新規事業を始めたとします。売る商品は、自社が開発したフリーズドライのお味噌汁。全く新しい分野のため、お客様も流通先もありません。さて、あなたならどうやって販売しますか。

実は、全く同じ状況にあったA社長がいます。
商品を開発したはいいが、売り先がない。今まで企業相手の商いをしていたため、一般消費者への売り方が分からずにいました。

そんなある日、ガス販売を営むB社長と知り合います。
B社長の悩みは、お客様との接点がないことでした。家の裏に勝手に回りガスを替えて帰るだけで、会話する機会がない。お客様との関係性をもっと育みたいと考えていたのです。

A社長は、B社長に提案しました。「もしよければ、当社の商品サンプルを配って頂けませんか?」「それはいいですね。お客様と会話するきっかけにもなります」。それからB社長の会社では、ガスの交換の際には必ず、フリーズドライのお味噌汁を配るようにしました。思惑通り、お客様と会話する機会が生まれました。

面白いのはここからです。
次回のガス交換の際、フリーズドライのお味噌汁を今後購入するかどうかをお客様に尋ねます。そうしたところ、なんと3割を超える人が購入すると答えたのです。この結果に、A社長とB社長は喜びました。

A社長からすれば、一つの提携先(流通)ができました。この成功例を活かせば、ほかのガス販売会社とも提携ができます。B社長からすれば、お客様との接点が生まれただけではなく、思わぬ利益まで得られました。
この経験を活かせば、フリーズドライのお味噌汁だけではなく、ほかの商品も販売できるようになるはずです。

この話は、ジョイントベンチャーの良い例です。
通常、フリーズドライのお味噌汁などの流通先と言えば、スーパーやコンビニなどになります。自社で直販するならネットショップ、折り込みチラシなどです。ガス販売会社とは中々思いつきません。

常識に囚われず「流通を持っている人(会社)は誰か?」と考えることで、新たなジョイント先が生まれるかもしれません。

 

 

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