家電量販店がひしめく中、売上を上げ続ける小さな家電店

もし、自店よりも安く商品を提供するお店が近くにできたら、あなたはどうしますか?

先日TVで、このような状況に直面した小さな家電店の特集をしていました。
その小さな家電店の周りには、大手家電量販店が3社もひしめき、価格競争を繰り広げています。 小さな家電店では、価格も、商品点数でも、量販店には敵いません。 事実、量販店と比べて価格が20%も30%も高いのです。 そんな状況にも関わらず、小さな家電店は毎年売上を上げ続けています。

なぜ、売上を上げ続けることができるのか。 それは、対象顧客を高齢者に絞り、徹底したアフターサービスを行っているからです。

TV放映されていた場面では、スタッフが1時間以上に渡り、お客様にリモコンの使い方を教えていました。驚いたことに、買い物の付き添い、留守番、さらには爪切りと、家電店の業務とは関係のないことまで行っていたのです。 高齢者には一人暮らしの方も多く、こういったサービスは好評のようです。

徹底したアフターサービスを続けた結果、ご高齢のお客様から愛され、家電を買う際は、必ず選ばれるお店となったのです。

この小さな家電店からは、多くの学びがあります。
家電製品は機能が向上すればするほど使いにくくなるため、きっとご高齢者はお困りだろう、 という顧客ニーズの読みや、細やかなアフターサービスなど、参考になる点はいくつもあります。

そして、この話にはもっと深い気づきがあります。 それは、人は価格だけで消費先を決定してはいない、ということです。 企業とお客様との関係性も、消費先を決定する大切な要素なのです。

昨今、「価格が安くなければお客様は、他店に流れてしまう」と思われがちです。しかし、お客様との繋がりを育むことで、消費先として選んでもらえます。
商人は、価格を安くする前にするべきことがあるのです。

 

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