価値創造とは何か。価値はどのように創造するのか

今回は、価値創造についてお話しします。
価値創造を理解するために、まずは「価値」について理解する必要があります。
そもそも、価値とは何なのか。

私は、商品やサービスについて、絶対的な価値は存在しないと考えています。
たとえば、肥満防止のサプリメントがあったとします。肥満に悩む人にとってみれば、価値のある商品になるでしょう。しかし、肥満に悩んでいない人からすれば、その商品には何の価値も感じません。つまり、商品に価値があるかどうかは、個々の主観であって、誰もが均一した価値を感じるものではないのです。 価値とは、お客様の欲求に応じて変化するものなのです。

続いて「創造」という言葉ですが、これは“今まで存在しなかったものを創る”という意味です。「価値創造」でいうと、“今までなかった価値を創る”という意味になります。

ではここで、主題の“価値はどのように創造するのか”について、お話ししましょう。

 

 

価値創造する方法は、大きく分けて2通りある


1つ目は、商品価値の増幅と変換です。

商品価値の増幅とは、商品の効果やメリットを増やすものです。
たとえば、肥満防止のサプリメントの効果が、“3ヵ月でウエストが5cm減る”だったとします。
その商品を改良し、さらに短期間で同様の効果があるサプリメントを開発すれば、
肥満で悩む人から見れば価値は増幅します。これが、商品価値の増幅です。

価値の変換とは使用目的を変えるというものです。
以前流行った、食べるラー油を覚えているでしょうか。
この“食べるラー油”、ラー油の成分はほとんど変えず、使用目的や用途だけを変え、今までとは違う価値を創り出しました。分かりやすく言えば、「実はこの商品、そもそもこういう使用目的で作られたんだけれど、こんな使い方もあるんです」というものです。これが、商品価値の変換です。

 

2つ目は、商品価値の伝達と変更です。

商品価値の伝達とは、商品の価値をより伝えるというものです。
商品価値はお客様に伝わってはじめて、価値が見出されます。もし、商品が提供できる価値の30%しか伝わっていなければ、30%の価値しかお客様は見い出せません。30%しか伝わっていなかった価値を50%、60%と高めていくことが価値の伝達であり価値創造なのです。

お客様に伝わっていない役立つ機能、メリット、効果などがあれば、伝えるべきです。また、メッセージの内容や届け方、陳列、演出、デザインなどで価値の伝達力は変化します。
これらによって、お客様の中に今までなかった価値を見い出し創造したのなら、これも立派な価値創造なのです。

価値の変更とは、価値を伝える相手を変えるというものです。
たとえば、日本で販売していた商品を中国で販売する。または、人間用だった商品をペット用に変えて販売する、というのが価値の変更です。

最近、私が驚いた価値の変更は、男性用ブラジャーです。
女性向けに売っていた商品を男性用へと変更した好例(珍例)です。 これもりっぱな伝達の変更と言えます。

価値創造とは、大きく分けて2通りあります。
商品価値の増幅と変換(価値を創ること、価値そのものを変える)と、 商品価値の伝達と変更(伝わっていない価値を伝えること、伝える相手を変える)です。
あなたはどの価値創造をして、お客様に価値を届けますか?  一度、考えてみてはいかがでしょうか。

 

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