LP(ランディングページ)は複数作りなさい
あなたのWEBサイトには、LPはいくつありますか?
先日、クライアントからこんな相談を受けました。「深井さんに作ってもらったLPを基に、切り口を変えた別のLPを作ってみました。これを使っても問題ないでしょうか?」と。私は「別に構いませんよ。LPはいくつあってもマイナスにはなりませんから」と答えました。
LPは、複数あるのが理想です。なぜなら、一つのLPが訴求できるのは、基本、1対象者(ニーズ)のみだからです。ほかの対象者(ニーズ)に訴求したいのであれば、別のLPを用意する必要があります。
たとえば、「40代女性向け、シミに有効な化粧品」を扱っていたとします。対象者は「値段は少し高くてもいいから効果のある化粧品が欲しい・40代女性」です。対象者のニーズに応えるとしたら、効果効能と実績をメインにしたLP作りをします。対象者が「低価格の化粧品が欲しい・40代女性」なら、価格を前面に打ち出したLP作りをします。
このように、対象者(ニーズ)によって構成や内容は変わります。訴求したい対象者に合わせてLPを用意するのが上策です。特にPPC広告を打つ際は有効です。キーワード(検索ユーザーのニーズ)に応じてLPを変えることができるため、成約率は高くなります。
また、LPを複数持つことはSEO上利点があります。LPは文章量が多いため上位表示されやすいからです。仮に、制作費に15万円をかけたLPが検索結果1ページ目に表示されたとしましょう。粗利1万円の商品が15個売れれば制作費はペイします。リピート性のある商品であれば、もっと少ない数で済みます。検索エンジンでの上位表示が見込め、対象者が複数いる場合は、LPを複数用意してもいいでしょう。
以上を踏まえて、LPを複数用意することを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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