秀逸な商品名は、他社との差別化を反映している

先日、ネーミングに関する相談をいただきました。
具体的な商品内容は書けませんが、一言で言えば災害時用の商品です。開発者から「商品も顧客対象も明確ですが、ネーミングに悩んでいます。何かいい思考法はありませんか?」との相談がありました。

私の目から見て、ネーミングで悩むにはまだ早計でした。
なぜなら、競合との差別化が出来ていなかったからです。似たような商品はネットで調べればいくらでも出てきます。それこそ何十と。

ネーミングは、他社商品との違いを表現する場です。何となくのイメージで付けることも可能ですが、やはり、他社商品との明確な違いを表現したネーミングは強いです。

たとえば、アイスの「雪見だいふく」。
アイスと言えば、夏に食べるのが常識です。各メーカーも夏を想定して商品を開発しています。しかし、ロッテはその常識を疑いました。「冬でも食べられるアイスがあってもいいのではないか」と。そして、「冬、炬燵に入り、大福のように食べるアイスクリーム」を開発し、販売したのです。結果は、数あるロッテのアイスの中で売上ナンバー1となり、30年間に亘るロングセラーとなりました。「雪見だいふく」は、他社商品との違いを明確に表したネーミングの好例です。

ほかにも例を挙げれば、「卵かけご飯専用醤油」「じっくりコトコト煮込んだスープ」「通勤快足」なども秀逸なネーミングです。他社が打ち出していなかった特徴を前面に打ち出しています。

例のように、秀逸なネーミングは、商品背景(コンセプトや差別化)があってはじめて生まれます。商品背景がない商品で、名ネーミングを作るのは至難の業です。

「名は体を表わす」。これは、商品名でも同じです。名が決まって、はじめて商品が命を宿します。ぜひ、心血を注いで開発した商品に、最高の名を付けてください。

 

 

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