ラクスルから学ぶ、新規事業の立ち上げ方

今、印刷業界に波紋を投じている「ラクスル」をご存知でしょうか?
ラクスルは、2009年9月にネットから印刷の注文ができる「通販印刷」事業を立ち上げました。これは、今では珍しくないビジネスモデルです。

しかし、今年(2014年)から同業社と一線を画する躍進が始まりました。それは、ポスティングや新聞折込の発注も受け付けるというもの。

発注方法は簡単です。サイトからポスティングや新聞折込したい地域を指定すると、配布件数と料金が表示され、問題がなければそのまま発注できます(チラシ印刷と一緒に発注も可能)。ラクスルは、以前からチラシのデザイン制作も請け負っており、今回の新サービスが始まったことにより、印刷に関わるすべての仕事を受注できるようになりました。

ラクスル代表取締役の松本恭攝氏は、2014年6月「東洋経済オンライン」のインタビューでこのように述べています。

今、チラシを刷ってお客様にお届けする事業をしていますが、お客様は本来的にはチラシが欲しいわけではなく、チラシを使って集客をしたいわけです。穴とドリルの関係に例えると、印刷はドリルです。お客様は穴を開けたいわけで、ドリルでもキリでもピストルでもなんでもいい。だから、その“集客”の部分までできたらと考え、折り込みチラシやポスティングなども行っていきます。

ラクスル利用者の9割は中小企業です。そのうち8割がチラシやフライヤーなどの印刷依頼です。この事実を鑑みれば、ポスティングや新聞折込のサービスを提供するのは、とても的を射ていると言えます。

ラスクルは、まさに事業展開のお手本です。
新規事業は、ラクスルのように既存事業の前後に位置する事業を展開していくのが正解です。印刷からスタートしたら、その前にあるデザイン事業を始める。その後にあるポスティング・新聞折込を始める。このように事業展開していくのが、最も成功率の高いやり方です。

お客様の消費の前後を見極め、事業を展開していく。これが、お客様を中心とした新規事業の始め方なのです。

 

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「独自性のある新規事業の立ち上げ方」にて解説。

 

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