好きなことを仕事にしたければ、「接待力」を磨きなさい

「接待」していますか?
そう問うている私自身、独立してからほとんど「接待」をしていません。前職では、したこともあれば、受けたことも数知れず。

接待後の「商談の成約率」は異様に高いです。おそらく、返報性のルールや親近感などが作用しているのでしょう。そう考えると、「接待」は営業力の一環となる重要なスキルではないでしょうか。こんなことを、書籍『「ない仕事」の作り方』(著者 みうらじゅん)を読みながら思いました。

著者は、「マイブーム」「ゆるキャラ」の仕事(概念)を作った方で、ゼロから仕事を作っては世に送り出しています。新しい仕事を世間に認知させるには、メディアの協力が必要です。メディアを巻き込む際、大切にしている営業方法が「接待」なのです。

一文を引用します。

私はお酒の席にもよく編集者を誘います。才能があって接待がない作家と、才能はそこそこだけど接待がある作家。私はもちろん後者で、しかも「一人電通」の営業マンも兼ねています。さて、編集者がどちらを選ぶのか?
酒を酌み交わせば、おのずと距離も近くなるというもの。そのとき編集者と作家は同胞である、友達であるという意識が初めて芽生えます。同じ仕事をするならそうしないと楽しくない。そもそも、自分の才能を認めてくれた第一人者なのですから、仲よくなりたいと素直に思えます。
そうやって気心が知れて、ざっくばらんに会話ができるようになってくると、次の段階に入ります。編集者がお酒で調子がよくなっているところを狙って、「打診」を始めます。
(中略)
最近の若い人は、飲み会や接待を嫌うと聞きますが、もったいないと思います。ずばぬけた仕事の才能の持ち主なんて、世の中にそうたくさんいません。同じ仕事のスキルを持っている人が二人いたら、「接待力」のある人のほうが断然有利です。

金言です。才能の差は、接待力で埋められるのです。
「才能がないから売れない」と悲嘆する人がいたら、私はこれからこうアドバイスします。「足りないのは才能ではない。接待だ」と。私もみうらじゅん氏と同様、営業力さえあれば、才能の差は何とかなると思っています。接待ができれば、一定以上の営業力はあるはずです。「接待は上手いが、営業が下手」なんて人は、あまり見ません。

若い世代から敬遠されがちな「接待」ですが、好きなことを仕事にしてきたみうらじゅん氏でさえ、「接待」の重要性を説いています。大切な営業スキルだと思い、一度学んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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「ない仕事」の作り方

 

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