レストランで成功したら、次はモーテルを始める

今回は、私の父の話をします。
父は20年ほど前に、長野県のある山の中腹でレストランを始めました。

レストランを始めるにあたって、問題になったのは立地です。山の中腹にあるため、交通の便は悪く、人通りはほとんどありません。立地上、低価格路線では成功しないと踏んだ父は、高級フランス料理店を営むことにしました。綺麗な夜景が見えるようにし、一流のシェフを雇いました。静かに夜景を楽しみながら、高級フランス料理を楽しめるお店にしたのです。その結果、連日満席になるほどの大成功を収めました。

さて、ここからが面白いのです。
次に父が出したお店は、モーテル。つまりラブホテルです。

なぜ、モーテルを始めたのか。
それは、あることに気づいたからです。

夜景が綺麗なことや店内の雰囲気が良いこともあって、レストランにはカップルが多く来店していました。それに気づいた父は、「お店に来たカップルをこのまま帰すのはもったいないな」と考えたのです。そこで、レストランから100mも離れていない場所にモーテルを建てました。レストランで食事を終えたカップルが、モーテルに行くと考えたのです。この考えは大当たりし、もう一棟モーテルを建てることになったほどです。

この話は、顧客視点でマーケティングを設計して成功した好例です。
レストランで成功すれば、つい2店舗目のレストランを始めてしまいがちです。しかしそれは、商品(業種)視点であり、お客様の視点ではありません。

カップルは、フランス料理を食べに来たのではありません。二人でいる楽しいひと時を味わうために来たのです。
そんな二人に提供できるのはフランス料理だけとは限りません。ほかのサービスえお提供することもできるのです。このように発想すれば、いくつものサービスが思いつきます。

売上はお客様からしか生まれません。
お客様を軸に考え、サービスを提供することが商売の王道なのです。

 

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