優秀なセールスコピーライターを見分ける3つの基準

近年、「セールスコピーライター」を名乗る人が増えてきました。多くの企業や人がコピーライティングの重要性に気づき始めたからでしょう。これはとても良いことだと思います。優秀なセールスコピーライターに委託したり、雇用したりしてコピーの改善に努めれば、売上向上に必ず寄与するからです。

問題は、どのようにして優秀なセールスコピーライターを見つけるかです。
どんなものでもそうですが、急増したサービスは玉石混交になりがちです。セールスコピーライターも然り。もしかしたら、これをお読みの方の中には、「セールスコピーライターに依頼したら、駄文が納品された」といった経験をお持ちの方がいるかもしれません。

そんなことにならないためにも、今回は、優秀なセールスコピーライターを見分ける3つの基準についてお伝えします。

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基準1 セールスの経験があること


セールスコピーは、文字を通じてセールスをします。文字の向こう側には、必ず読み手(お客様)がいます。読み手が今、どんな気持ちで何を考えて読んでいるのか、それを想像する力がセールスコピーライターには必要です。

想像力があるかどうかを見分けるポイントとして、リアルセールスの経験の有無を私は挙げます。(リアルセールスとは、実際に会ってするセールス)

リアルセールスは、相手の表情や声のトーンを伺いながら、「何が悩みなのか」「何がネックなのか」などが汲み取れます。それでも、100%成約する訳ではありません。

文字を通じてのセールスは、相手の表情が全く見えません。しかし、リアルセールスの経験があれば、「ここを読めばこんな疑問を持つだろうな」「この言い回しは不快だろうな」などの予測が立ちます。

リアルセールスの経験のない人が、なぜ、お客様の気持ちを理解できるのか、私は、はなはだ疑問です。「できない」とまでは言いませんが、相当なセンスを要します。

私は仕事柄、コピーライティングを勉強してきた人のコピーをいくつも見てきました。見てきて感じたのは、リアルセールスの経験がない人ほど、テクニックでコピーを書いている傾向があるということです。読んでいてすぐに分かります。「あぁ、テクニックで書いているな」と。

あなたも、WEBページを見ていて既視感を覚えた経験はないでしょうか。
似たようなキャッチコピー、似たような扇情の仕方、似たような商品説明、似たような価格の提示、似たようなオファーなど。似通るのは、テクニックでコピーを書いているライターが多いからです。これはある意味、仕方ありません。拠り所とするものがテクニックしかないからです。それでは、お客様に響くコピーは書けません。

以上の理由から、セールスコピーライターを選ぶ際は、セールス経験を一つの基準にしてください。

 

 

基準2 紙媒体での経験があること


「セールスコピーライター」と言えば、ランディングページのコピーを書くライターを思い浮かべる人も多いかと思います。しかし、真のセールスコピーライターであれば、WEBだけではなく紙媒体も書けるはずです。WEBも紙も、本質は変わらないからです。

真のセールスコピーライターかどうかを見分けるポイントとして、紙媒体での経験の有無を私は挙げます。

先ほど「WEBも紙も本質は変わらない」と述べましたが、WEBと紙では勝手がまるで違います。圧倒的に紙媒体のほうが難しいのです。だからこそ、紙媒体での経験は、セールスコピーライターとしての実力を高めます。WEBと紙との違いは二つあります。

一つ目は、制限です。
WEBページには、制限がありません。文字も写真も動画も好きなだけ掲載できます。一方、紙媒体には、枚数、文字数といった制限があります。そのため、「一行削る」「数文字削る」という作業を幾度となく行い、時には、「えいやっ!」と段落ごと削ることさえあります。この「削る」という工程を何度も経ることで、コピーは磨かれ、ライターの腕も上がるのです。

二つ目は、反応です。
WEBからの注文はメールが主です。一方、紙媒体は電話が主です。電話は、お客様の声が生で聞けるため、何が響いて注文をもらえたのかなど知ることができます。たとえば、「個性が出ていて面白かったから」「私と生活環境が似ていて共感したから」など、直接話を聞かないと知り得ない情報などが手に入ります。それを元に、「もっと個性を出していいのか」「筆者の体験をもっと具体的に書こう」などの改善が思い付きます。

こういった経験を重ねていくと、「今ここで笑っただろうな」「きっと、ここで驚くから、次はこの言い回しにしよう」などと、読み手を想像しながらコピーが書けるようになります。お客様との距離の近いコピーになるのです。

以上の理由から、セールスコピーライターを選ぶ際は、紙媒体での経験を一つの基準にしてください。

 

 

基準3 多業界に携わった経験があること


コピーライターは、発想力や着眼力といった能力が要求される仕事です。そのためには、見聞を広げる努力を常に課していなければなりません。
もし一つの業界にしか精通していないライターであれば、画一的なライティングしかできません。競合と類似したセールスコピーが納品されてしまいます。そんなライターは、遅かれ早かれ没落していく運命です。

常に進化を続けているセールスコピーライターかどうかを見分けるポイントとして、多業界に携わった経験の有無を私は挙げます。

私も業界問わずコピー制作やコンサルティングをしています。毎回、関わったことのない業界の仕事を受けますが、とても刺激的です。「そんな仕事があるのか!」と驚くこともあります。未知な業界に関わるのは、緊張やプレッシャーがありますが、新しい発見や気づきも多くあります。

この経験は、他の業界の仕事を受けたときに活きます。コピーやコンサルティングにこれまで得てきた多様な知見が反映され、高度な提案ができるようになるのです。これは特別なことではなく、コピーライターとして本来当たり前のことです。

たとえば、大手企業の広告コピーを手掛けるコピーライターたち。彼らも多業界にまたがりコピーを書いています。自動車会社、家電商品、飲料水など。「○○業界のコピーしか書けません」などと言うコピーライターはいませんし、いたとしても生き残れません。そんなことを言うコピーライターは程度が知れています。

コピーライターは多業種に深く関われる珍しい職種です。その経験がダイレクトに自身の技術や感性に反映される面白い仕事でもあります。この特性を最大限活かしたライターほど、実力が付いていくのです。

以上の理由から、セールスコピーライターを選ぶ際は、多業界に携わった経験を一つの基準にしてください。

 

 

まとめ


基準を3つ挙げましたが、一貫して主張してきたのは経験です。セールスコピーライターには、経験の質と幅が大切なのです。質は、リアルセールスと紙媒体の経験。幅は、多業界の経験。これらの経験は、セールスコピーライターとして必須だと私は思っています。コピーを書くための基礎となるからです。この基礎は、テクニックでは補えません。

ぜひ、これらを基準にセールスコピーライターを選定してください。

 

 

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