一文が短い文章は、本当によい文章なのか

「一文は短く」。
文章の書き方のコツとして、必ず出てくる言葉です。

私の文章も、一文は短いほうです。できる限り、短く書くよう心掛けているからです。では、「一文が短い=よい文章」かと問われると、100%イエスとは答えられません。あえて、文と文を繋げて書いてしまったほうがいい場合もあるからです。

たとえば、「~~は欲しいですが、~~~も捨てがたいです」。「が」を「。」で区切って、「しかし」で繋げることもできます。こんな風に。「~~~は欲しいです。しかし、~~~も捨てがたいです」。

どちらが正しいかは、文のリズムによります。「が」で繋げたほうが、リズムのよい文になる場合もあります。「リズムを見て、文の長さを決める」は、一つの答えです。しかし、私が誰かに指導する際は、「一文は短く書いてください」と教えます。「リズムを見てください」とは教えません。

矛盾しているように聞こえるでしょうが、矛盾していません。
リズムを意識して書けるようになるには、“一文を短く書けるようになった人”だけです。ここに達してはじめて「短くできるけれど、あえて短くしない」という書き方ができます。短く書けない人の長めの一文は、ただ長くなっているだけです。ですから、まずは「一文を短く書く」を徹底して身につける必要があるのです。

加えて言えば、どんなに長い一文でも「60文字以内」にしてください。大多数の読者が難なく読める限度が60文字だからです。これ以上長くする場合は、読者が難しい本に慣れているか、書き手が長文を読ませるだけの文章力を有しているかのときだけです。

文章力に自信がない方は、まずは、「一文は短く」を徹底してください。

 

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