収益構造を大きく変える「送料」

通販において、送料は収益率を大きく左右する重要な要素です。とはいえ、ただ単に運送会社と価格交渉しても大して安くはなりません。それよりは、配送形態を変えるほうが効果的です。工夫次第で送料は、8分の1以下にもなります。

先日、妻が注文した化粧品が届きました。宅配便の代引きや元払いで届いたのではありません。メール便で届いたのです。私はそれを見たとき、企業努力を感じ取りました。

メール便で送るには、厚さ2cmまでに抑える必要があります。届いた化粧品のパッケージは、薄い四角い形をしており、包装込みでギリギリ2cmに抑えていました。ここの化粧品会社は、メール便で商品が送れるように、商品容器をあえてその形状にしているのだと推察できます。

実は私も、同様の手法を使ったことがあります。
美容師向けにヘアケア商品を販売していたときのことです。新規客開拓のため、FAXDMでヘアケア商品のサンプル注文を受注して、商品を発送していました。その際、メール便でサンプル商品を送っていました。

私は予め、メール便で送付可能かどうか、運送会社に確認を取っていました。もし、メール便に不適合な形状だと言われていたら、適合するように容器の形を変えていたと思います。大切なことは、戦略に合わせて商品を変えることです。商品に合わせて戦略を変えてはいけません。

メール便でサンプル商品が送れたため、新規客獲得コストを最小限に抑えることができました。もし、メール便でなければ大変なコストがかかっていたことでしょう。

計算してみましょう。
宅配便の元払い送料が700円だとします。メール便は80円です。
1万件配送した場合、どれぐらいコストに違いが出るのか。

700円×1万件=700万円
80円×1万件=80万円

なんと、620万円もコストに違いが生まれるのです。
これ以外にも、メール便は他の配達と比べて、包装代も安く、手間もかからないため、まだまだコストは安くなります。

商品の形状を変えて、送料を大幅に安くする。
こうした工夫の積み重ねが、やがて大きな利益をもたらすのです。

 

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