天気で変わる広告のレスポンス

私がコンサルタントとして起業する前の話です。
優良企業として有名なある会社に、私は見学に行きました。
訪問した際、そこの経営者から面白い質問をされたのです。
「晴れの日の折り込み広告と、雨の日の折り込み広告、どちらのほうがレスポンスは高いと思う?」。私は「雨の日」と答えました。
雨の日は外出せず、自宅にいる人が多いはず。そのため、チラシをよく見るだろうと考えたからです。
すると経営者は「不正解。みんな、あなたと同じこと考えるんだけど、実は晴れの日。計測をずっとして分かったことなんです」と返してきました。

その後、私は天気を意識して、広告の反応を見るようになりました。するとやはり、天気が購買意欲や購買行動に影響を与えていることが分かったのです。

雨の日は気分が憂鬱になります。それが、購買意欲の低下にも繋がっています。購買意欲の低下は、自宅にいながらの購買(ネットや電話注文)にも影響を与えていたのです。

ここでの学びは2つあります。
1つは、その日の気分や体調が消費に影響を与える、ということ。その影響を与える要因の一つとして、天気があるのです。別の例で言えば、正月明け、ゴールデンウィーク明けのDMのレスポンスは高いという定説があります。これは、長期休み明けで気持ちがリフレッシュし、消費にも意欲的になるからです。

もう1つの学びは、細かに記録・分析することの大切さです。時間や曜日でレスポンスを記録していても、天気を記録していなければ、天気が与える影響に気づくことはありません。

私はこの経験を通じて、消費の奥深さ、そして記録・分析することの大切さを痛感したのでした。

 

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