WEBは、マーケットの100分の一にしか接触できない

先日、大手出版社の編集責任者とお話しする機会に恵まれました。出版業界について聞きたいことがたくさんあったため、色々と質問をさせていただきました。今回は、その中であった一つのやり取りをご紹介します。

私「Amazonが占める書籍の占有率はどれぐらいですか?」

編集「ん~~、10~15%、多くても20%ですね。8割以上は書店で売られています」

はい、ここまでです。たったこれだけの話ですが、WEBマーケティングを考える上において、大切な学びがあります。

Amazonが日本に上陸して15年。サイトの利便性は圧倒的で、認知度もほぼ100%です。これだけ身近なAmazonでさえも、マーケットの20%しか占めていません。

Amazonですら20%です。さて、一中小企業のECサイトは、どれぐらい占めることができると思いますか。せいぜい100分の一ぐらいでしょう。つまり、ネットでどんなに頑張っても、マーケットの100分の一にしか売ることができないのです。

こんな言説を聞いたことはありませんか?
「SEO業者から電話セールスがあったんだけど、SEOが得意なら、『SEO対策』とかのキーワードで上位表示させて集客すればいいじゃんw」と。この発言をする人は、マーケット感覚が乏しいです。SEO業者は、SEOで集客するよりも、電話セールスしたほうが儲かることを知っているのです。

私の友人に、大手SEO会社に勤めていた者がおり、業界の話を色々と教えてもらったことがあります。その会社では、毎日数十人もの社員が一斉に電話セースルをかけ、1日に数百万円も売り上げていたそうです。SEO対策をしてただ待っていたら、こんなにも売れません。

友人は私にこう言いました。
「ネットで物を売ろうとする奴なんて馬鹿だよ。電話したほうが早いって」。SEO対策のサービスを売っていた友人が言うだけあって、独特な重みがあります。

私が言いたいのは、「ネットを余り過信しないほうがよい」ということです。会社を大きくしたいのなら、ネットではなく、アナログに重きを置いたマーケティングも考えるようにしてください。

 

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