値上げをするタイミングは、お客様を捌ききれなくなったとき

贔屓にしている小料理屋があります。料理も日本酒も美味しく、店主も気さくな方で気に入っています。ただ、最近はめっきり行かなくなりました。満席で入れないことが多いからです。

私と同じように「お店に入りたいけれど入れない」というお客様は他にもいたと思います。ほかのお客はどう思っているかは知りませんが、私は「値上げをして客数を減らしてくれれば入れるのに」と思いました。実は、お客様を捌ききれなくなったときが値上げをする絶好のタイミングなのです。

お客様を捌ききれなければ、お客様は流出していきます。どの道、流出するなら値上げをして流出させたほうがいいです。捌ききれない状態は、上得意客を含めた既存客を流出させますが、値上げは下位のお客様を流出させます。

好例の一つが、USJです。8年連続で値上げを決行しました(2017年時点)。今ではディズニーランドよりも高い入場料になっていますが、順調に業績を伸ばしています。ファンからしてみたら値上げはありがたい話です。待ち時間が短くなり、乗れるアトラクションの数が増えるのですから。USJであれば、入場料を1万円にしてもファンは離れないでしょう(そのうち1万円近くになるでしょうね)。

「値上げをしたらお客様から不満が出るのでは?」という指摘もあるでしょうが、不満を言うお客様の声は無視していいです。値上げに限らず、企業が行うすべての営利活動は、「盤石な経営をするため」「会社を永続させるため」にあります。値上げに不満を呈するということは、「足腰の弱い経営をしろ」「潰れてもいい」と言われているのと同じです。そんな声に耳を傾けなくてもいいのです。

「入れない」「待たされる」は、お客様にとって不満要素です。値上げをすることで、こうした不満を解消することができます。別言すれば、お客様を捌ききれないときの値上げは、顧客満足度向上(特に上得意客)のための施策なのです。

もしあなたのお店で「入りたいけれど入れない」といったお客様が目に付くようでしたら、一度、値上げを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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