音声入力には、2つの向き不向きがある

近年、音声入力による執筆が注目を集めています。私も時々使うことがあり、調子が良ければ執筆スピードは2倍、3倍にも高まります。「時々使う」と前置きしたのには理由があります。音声入力には、2つの向き不向きがあり、不向きに当たる場合には従来通りタイピングしているからです。今回は、その2つの向き不向きについてお話します。

 

1. 人格による向き不向き

「話す人格」と「書く人格」が同じ人と、違う人がいます。
前者は、話を聞いている時と文章を読んでいる時とで受ける印象が一致します。たとえば、伊集院光のエッセイ集で『のはなし』という本があるのですが、テンポや言葉の選び方が、TVやラジオで本人が話している時とほとんど同じなにです。本人が目の前で話を聞かせてくれているような気がしてきます。「話す人格」と「書く人格」が一致しているからです。

後者は、話を聞いている時と文章を読んでいる時てで受ける印象にギャップがあります。私もブログやfacebookなどで私のことを知った方とお会いすると、「文章から受けるイメージと違う」「文章だと尖った感じがしますが、実際にお会いすると和やかな人なんですね」とよく言われます。「話す人格」と「書く人格」が一致していないからです。

「話す人格」と「書く人格」が同じ人は、音声入力を全面的にお勧めします。ですが、私のように「話す人格」と「書く人格」が違う人の場合は、音声入力を諦めるか、一定の努力が必要になってきます。どういう努力かと言うと、”書く時の人格を宿らせたまま、書き言葉をしゃべる”努力です。それが無理なら、話し言葉で文章を綴り、後で書き言葉に編集しなくてはいけません。話し言葉と書き言葉の乖離が大きいほど編集作業が多くなります。

 

 

2. 文章の種類による向き不向き

「文章」と一言で言っても様々な形があります。小説やエッセイ、実用文書や論文、ブログ記事やメルマガ。種類によっては重きをおいているものが違うはずです。

音声入力が向かないのは、リズムや語感に重きを置いている文章です。心地よいリズムや語感のある文章を紡ぐには、丁寧に言葉を選んでいく必要があります。大雑把な物言いになってしまうしゃべり(音声入力)にはそれができません。リズムや語感を大切にしている小説家やエッセイリストから、「音声入力を使っている」という声が出てきていないのはそのためでしょう。

音声入力が向いているのは、量やスピード、継続が重要視されるようなブログやメルマガといったものです。ただし、リズムや語感にもこだわりを持ちあいのであれば、音声入力は不向きになります。

 

以上、音声入力には2つの向き不向きがあります。留意して活用してみてください。

 

 

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