商品コンセプトの作り方と成功事例

「コンセプトってなぁに?」と聞かれて、あなたは答えられますか?
コンセプトに限らず、ビジネスの世界ではカタカナ用語がたくさん存在します。 これらの言葉は定義付けもあやふやで使われる事もしばしば。 そのため、商品コンセプトについてお話する前に、「コンセプト」の定義を決めておきたいと思います。

ここで言うコンセプトとは「基盤となり、一貫させる主張(テーマ)」です。ま
商品コンセプトで言うと「何を主張した商品なのか」になります。商品デザインや販促物デザイン、ネーミングは、商品コンセプトに沿って、一貫させます。 すると、一貫性のある商品いになります。
なんとなく、イメージが湧きましたか。 では、ここから、本題のコンセプト作りの話に入っていきます。

 

 

お客様視点で商品コンセプトを作る


どんな商品コンセプトでも、売れなければ意味がありません。
売れる商品を作るためには、お客様から見て、魅力な商品コンセプトである必要があります。 魅力的な商品コンセプトを作るためには、まず、対象顧客をハッキリさせておくことが大切です。対象顧客から「あら素敵ね。そんな商品だったら欲しいわ」と言われるコンセプトを作り込むのです。

対象顧客を絞り込むことにより、顧客の欲求が見えてきます。20代の女性と50代の女性では、お肌の悩みが違うように、対象者が違えば、欲求が違い、 反応するコンセプトも変わってきます。 まず、対象顧客がどんなニーズやウォンツを持っているのか、そこから考えてみてください。

 

 

商品コンセプトを作ってから商品を作る


商品コンセプトを作るためには、まず、対象顧客のニーズやウォンツを調査します。そして、対象顧客によって魅力的な商品コンセプトを見極めたうえで、商品作りをします。これが、正しい手順です。

しかし、このページを読まれている人の中には、「実は、もうすでに商品があるんですよね。で、これからコンセプトを決めたいんです」という人も少なくないと思います。
もう作ってしまったものは仕方ありません。しかし、先ほどの話を覚えておいて、ぜひ、次回に活かしてください。

これからお話することは、これから商品を作る方や、もう商品を作ってしまった方にも使える、商品コンセプトの作り方です。ぜひ、参考にしてご活用ください。

 

 

魅力的な商品コンセプトの作り方


さて、商品コンセプトの作り方ですが、物凄くカンタンな方程式で作れます。
その方程式とは、「特徴+強み」です。そう、たったのこれだけです。

少し説明を加えると、
特徴とは、他社がしていない「使い方」「保証制度」「流通」「価格帯」などです。
たとえば、「痩せるまで退会できないダイエット・プログラム」。視覚的に分かりやすいものならより良いです。

強みとは、他社よりも優れている「品質」や「実績」です。たとえば、「最高品質」「最速丁寧」「業界NO1」「○○賞受賞」「社歴100年」などです。 具体的な数字があるとより良いです。 この組み合わせで魅力的なコンセプトが作れるのです。

以前私が作った、業務用パーマ液のコンセプトを紹介します。
「70名の美容師が開発した、世界一安全なパーマ液」
どうですか? 美容師なら、興味がそそられる商品コンセプトになっていると思いませんか。
まず「70名の美容師が開発した」というのが特徴になります。 そして「世界一安全」というのが強みです。

あなたの会社でも、商品の特徴と強みを書き出し、組み合わせてみて、いくつもの案を出してください。対象顧客が最も魅力を感じるものを選択し、広告媒体のコピーなどに利用されるといいでしょう。

 

 

事業コンセプト>商品コンセプト


ここで一つ注意点があります。 それは、事業コンセプトとの絡みです。
ネーミングや商品デザインは、商品コンセプトより、事業コンセプトに合わせる場合があります。 先ほどの、私のパーマ液もそうです。
私は美容事業を行っていたのですが、事業コンセプトは「日本中の女性をプリンセスに」です。そのため、ネーミングや商品デザインなどは、プリンセスで一貫させています。 ネーミングは、プリンセスカール(左)、プリンセスライン(右)です。

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このように、事業コンセプトがある場合、商品コンセプトより事業コンセプトが優先されて、ネーミングや商品デザインがされることになります。それと、事業コンセプトは、多少、抽象的なテーマでも構いません。抽象的な事業コンセプトを具体的な形にするのが商品であり、商品コンセプトなのです。

もう少し分かりやすいように、たとえ話をしますね。
ベトナム雑貨店があるとします。事業コンセプトを仮に「部屋に入れば、そこはベトナム」としましょう。 商品一つひとつにコンセプトはありますが、商品はベトナム風で統一されるはずです。そこに、西洋風の商品があれば、おかしくなります。
このように、ネーミングや商品デザイン、または資料やホームページのデザインは、 商品コンセプトより、事業コンセプトに合わせることがあります。

事業コンセプトを無視して、商品コンセプトを優先すると、ちぐはぐになる場合があるので、念のために書き加えておきました。

 

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