情報商材を作成したいなら必見!! ノウハウとメソッドの違い

騙される

情報商材の業界は、胡散臭いイメージがあります。
多くの人が、「クソみたいな情報商材を掴まされた!」といった経験を持っているからです。

低劣な情報商材を販売する人たちは、元々騙す気があったのでしょうか。そういうケースもあると思います。しかし中には、「懸命に作ったけど評価されなかった」といったケースもあるのではないでしょうか。なぜなら、誰も情報商材を作るプロではありませんし、はじめて作る人ばかりだからです。※ここで言う情報商材のプロとは、出版関係者を指す。

素人ですから、ある程度の雑さは致し方ありません。誤字脱字があったり、デザイン性が乏しかったり、映像や音声が荒かったりするでしょう。しかし、肝心の内容(役立つ情報)だけは手を抜いてはいけません。多少、作りが雑でも、内容が伴っていれば、購入者はちゃんと評価してくれるものです。私も音声CDを販売していますが、正直言って滑舌はよくありません。いや、むしろ下手なほうです。それでも評価していただき、手書きの感想用紙を送ってくださる購入者もいます。逆に、見栄えが綺麗でも内容が伴っていなければ、「クソみたいな情報商材を掴まされた」と感じるはずです。

とにかく、内容が大切です。
ここで改めて、情報商材における内容について考えてみたいと思います。

私は情報商材における「内容」には、ノウハウとメソッドの2種類あると考えています。この2種類は似て非なるものです。では、解説していきましょう。

 

 

ノウハウとメソッドの違い


私の定義する「ノウハウ」と「メソッド」には明確な違いがあります。

・ノウハウとは、役立つ知識や知恵
・メソッドとは、ノウハウの体系化

ノウハウの上位に位置するのがメソッドです。
これは、私の中における定義ですので、他の方とは違います。ですが、情報商材を作る上においてこの定義は都合がいいです。

例を交えて解説します。
たとえば、書店に行くと『○○が上手くいく50の方法』といった書籍をよく目にしますね。さて、この類の書籍は、上記の定義で言うところのノウハウ本でしょうか、それともメソッド本でしょうか?

答えは、ノウハウ本です。

50の方法を一つずつ列挙して紹介しているはずです。ノウハウの特徴は、この「列挙」にあります。ノウハウ同士に繋がりや関連付けがありません。

では、「○○が上手くいく7ステップ」はどうでしょうか? これは、メソッド本の可能性が大です。ステップということは、一つひとつに繋がりがあります。

分かりやすくまとめると、ノウハウは点、メソッドは線なのです。

メソッド2

前述しましたが、ノウハウの上位にあるのがメソッドです。

なぜ、ノウハウよりもメソッドのほうが上位なのか。
ノウハウは、ただ知っている知識や知恵を列挙するだけです。一方メソッドは、数あるノウハウの中から、効果的なものだけを精選して、かつ、最短で目標達成できるよう再構築したものです。メソッドは、ノウハウを知っていることがそもそも前提にあり、そこから脳味噌に汗をかいて体系化させたものがメソッドとなるわけです。ノウハウをメソッドへと昇華できれば、読者(購入者)に高い価値を提供することができます。

想像してみてください。
「50の方法です。はいどうぞ」と出されるよりも、「7ステップです。1ステップからどうぞ」と出されたほうが実践しやすくありませんか。

あなたが売るべきは、こうした体系化したメソッドなのです。知識や知恵をまとめるだけでは、「なんだ、書籍に書いてある寄せ集めじゃないか。クソみたいな情報商材だな」となってしまいます。情報商材におけるオリジナリティとは、どう体系化するかです。別言すれば、ノウハウをどうキュレーションするかで個性が生まれるのです。

 

 

メソッドは、ステップ型だけではない


先ほど、ノウハウとメソッドの違いを「ステップ型」を用いて説明しました。メソッドは何も「ステップ型」だけではありません。ほかにもあります。

  1. ステップ型
  2. 循環型
  3. 構成型
  4. マトリクス型
  5. 要素型

メソッド1

 

1の「ステップ型」は省きます(先ほど紹介したので)。2の「循環型」はPDCAサイクルを想像してもらえれば分かりやすいでしょう。A⇒B⇒C⇒D⇒A(戻る)と循環させるものです。3の「構成型」は、起承転結・守破離などの様式(ひな形)と覚えてください。コピーライティングでは、「AIDMAの法則」「PASONAの法則」が構成型のメソッドです。4の「マトリクス式」は、SWOT分析などがそうです。2次元軸、3次元軸から一つの答えを導き出すのに使えます。5の「要素型」は、3C分析を想像していただければいいです。複数の要素を重ねたり、繋げたりして差異や関係性を表わします。

以上、簡単に5つ紹介しました。ほかにも、独自の形をしたメソッドも世の中には多数あります。たとえば、書籍『7つの習慣』(著者 スティーブン・R.コヴィー)で紹介されているメソッドは、複数の三角形を連ねた砂時計型の形をしています。このように、メソッド全体を一つの図表に表わせることが重要です。そして、シンプルであればあるほど良いです。

情報 お金

 

シンプルなメソッドほど強力


冒頭にも書きましたが、メソッドは、数あるノウハウの中から効果的なものだけを精選して、かつ、最短で目標達成できるよう再構築したものです。つまり、メソッド全体像を表わした図表の背景には、膨大な情報量があるわけです。

たとえば、私が販売している商材の一つに「売れる仕組みの作り方」があります。全体像は一つの循環型で表せますが、これを解説するのに私は7時間以上も費やしています。また、自己啓発系のセミナーやビジネス系セミナーでも、メソッドがシンプルにまとまっているものほど、その情報量は多くなります。4日~6日かけて受講する場合もあるほどです。

メソッド開発の経験や他のメソッドを見てきて気づいた点は、「強力なメソッドほど、シンプルな図表に収斂される」ということです。

あなたが商品化しようとしている情報商材が、もし一つの図表に落とし込めていないのであれば、まだノウハウの段階である可能性が高いです。考査を重ねる必要があります。

 

 

メソッド化する4つのステップ


メソッド化には、4つのステップがあります。

  1. ターゲット(悩み)を決める
  2. ノウハウをすべて書き出す
  3. 一枚の形(図表)に落とし込む
  4. メソッドに名前を付ける

 

1、ターゲット(悩み)を決める

メソッドは、何かの悩みに答えるためにあります。
「誰」の「悩み」を、どんな「手段」で、どのような「価値」を届けて解決するのかを明確にします。

たとえば、「居酒屋(誰)が抱える売上低迷(悩み)を、メニュー表を使って(手段)、客単価を2割改善(価値)して解決する」であれば、「居酒屋の客単価が2割上がるメニュー表の作り方」などになります。職種を問わず使えるメソッドであれば、「居酒屋」を省いて「客単価が2割上がるメニュー表の作り方」でもいいです。この例を用いて、2の解説をしていきます。

 

2、ノウハウをすべて書き出す

メソッドが「客単価が2割上がるメニュー表の作り方」と決まったら、これにまつわるノウハウをすべて書き出していきます。そして、汎用性の高いものや普遍性のあるものを抜き出して、一つの形に落とし込みます。

私が講師を務める「セミナー案内文(LP)の書き方」という動画講座があります。動画内では、キャッチコピーの書き方を教える部分があるのですが、私は2種類しか教えていません。私は何十ものキャッチコピーの書き方を知っています。しかし、セミナーに限定して言えば、この2種類だけ知っていれば十分なのです。「これだけ知っていれば十分」を選べるかどうかがメソッド開発のミソです。これができない人は、知っているノウハウをただ列挙したものを作ってしまいます。

 

3、一枚の形(図表)に落とし込む

ここが一番難しいです。この難所を越えられるかどうかが、ノウハウとメソッドの分かれ目だと思ってください。

解説は何十ページになっても構いませんが、メソッドの全体像だけは一つの図表にまとめなくてはいけません。これができなければ、メソッドになっていないということです。まとめる際は、前述した5つの型を参考にしてください。

 

4、メソッドに名前を付ける

メソッドが完成したら名前を付けます。
メソッドのネーミングでよく用いられる言葉を紹介しておきます。「○○メソッド」「○ステップ」「○○術」「○○法」「○○の法則」「○○理論」です。

予算が許せば、商標登録などをしておくといいでしょう。商標登録マーク「®」を付けることができます。

ここまで出来たら商材の根幹部分は完成です。

 

 

まとめ


これまでの話を読まれて、どのような感想を持ちましたか。
「自分が売ろうとしていたのはただのノウハウだった」「まだまだ体系化の余地があると思った」など、何かしらの気づきになったなら幸いです。業界イメージの改善の一助となればと思い、本コンテンツを綴らせていただきました。ぜひ、完成度の高いメソッドを目指してください。

 

 

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