セミナー講師として呼ばれる5つの条件

私はコンサル業の傍ら、セミナー事業をしています。講師をお招きして、各種ノウハウを経営者にお伝えしています。本職で、集客・販促のコンサルをしていることもあって、セミナーは毎回満席です。
そこで今回、私の経験を元に「セミナー講師として呼ばれる条件」をお話ししたいと思います。

LINE@のセミナー風景

 

条件その1

旬のセミナーテーマorニッチテーマを有している


2015年7月29日に「あなたのお店を満席にするLINE@集客セミナー」を広島で開催しました。定員60名のところに70名を超す申し込み。これだけ集まったのは、セミナーテーマが旬だったからです。LINE@は、2015年2月から一般公開され、どの企業でもアカウント開設が可能となりました(それまでは、「飲食店のみ」という制約付きでした)。一般公開されてまだ半年のため、どの企業も暗中模索しており、ノウハウを渇望していたのです。

講師の斎藤元有輝先生は、私以外にもセミナー講師のお声が多方からかかっており、まさに引く手数多です。これも、旬なネタを有しているからにほかなりません。セミナーに限らず、旬のものは人気があり、取り扱うことができれば、すぐに壇上に上がれます。

しかし、旬のテーマは誰でも扱える訳ではありません。その場合、セミナー講師が取るべき戦略はニッチ化です。
たとえば、旬の過ぎたFacebookをセミナーの題材にするのであれば、業種や分野などを絞り込みます。「美容室向けのFacebookマーケティング」や「メルマガ読者を1人100円で集めるFacebook広告」などです。このように、特定の業種や分野に絞り込むことで、狙うべきマーケットが明確になり、他の講師との差別化も図れます。後に続く条件にも書いていますが、差別化は「№1」を謳えるかどうかが大きな決め手になります。如何にして差別化を図るか。これが、「呼ばれる講師」になるための最大条件とも言っても過言ではありません。

 

条件その2

セミナーテーマとプロフィールが一貫している


プロフィールに明記してほしいのが「№1」の文字です。セミナーテーマに関する「№1」さえあれば、差別化は容易です。主催側としても選びやすいですし、何より、受講者を集めやすいです。

先の「あなたのお店を満席にするLINE@集客セミナー」の講師、斎藤先生は「LINEセミナー実績№1」という肩書きをお持ちでした。この実績が、先生を講師として招く決め手となりました。

もう一つ事例を紹介します。
私の弟子にフォトグラファーがいます。彼はプロのカメラマンとして、スマホでの写真撮影術を教えています。主婦コミュニティや商工会議所など幅広い層から講師依頼が舞い込んできているそうです。なぜ、彼に声がかかるのか。その理由は、競合が誰もいないからです。大抵のプロカメラマンは、一眼レフでの写真撮影術は教えても、スマホなどという素人写真を教えようとはしません。そのため彼は、必然的に「№1」、いや「唯一」の存在となり、市場を独占する形になったのです。「№1」と同様、「唯一」の肩書きも効果は絶大です。

「№1」や「唯一」以外にも、差別化は可能です。その場合、最も効果があるのは出版です。著者であることは、大きなアドバンテージになります。それに、何が専門家かも分かりやすいですし、著書を読めばセミナー内容が概ね掴めます。他の講師と一線を画すには、「№1」「唯一」「出版」しかないと覚えておいてください。

 

条件その3

セミナーテーマに関する専門ブログを運営している


専門家として情報発信するブログはあったほうがいいです。なぜなら、主催側はブログを必ずチェックしているからです。どれほどの実績や活動をしているのかを見るためです。講師として招いた人が「実は大したコンテンツを持っていかった」では困るからです。

専門ブログに日々の活動が更新されていれば、「ちゃんとしたノウハウのある人で、人気もあるのだな」と判断することができ、安心して講師の依頼ができます。また、過去のセミナー実績などが掲載されていれば、なお安心です。

ブログを更新するメリットは、ほかにもあります。
セミナー講師を探している人の目に留まりやすい点です。セミナー講師を探す主な手段はやはりネットです。「○○のテーマについて話せる人はいないかな?」と思えば、ネットでまず検索をします。検索エンジンに引っかかれば、いち早く目に留まります。専門家として周知させるためにも、専門ブログは運営していたほうがいいでしょう。
※便宜上「専門ブログ」と書いていますが、「専門サイト」でも構いません。

 

条件その4

講師がセミナー集客に協力的


主催側の心配事は集客です。赤字運営したくないのもそうですが、何より、講師を招いておいて受講者が少数では申し訳ないからです。私の場合、最悪、収益がなくても、講師に恥をかかせないようにしようと考えます。多かれ少なかれ、主催側は、集客の心配を抱えながら講師依頼をしているのです。

もし、講師がセミナー集客に協力的であれば、大きな背中押しになります。Facebookやブログで告知をしていただけるだけでも主催側としては大変ありがたいものです。

度々紹介している斎藤先生も、セミナー集客に協力的でした。先生のWEBサイトには、今後予定されているセミナーの一覧が掲載していました。私はこれを見ただけで、「この方は、セミナー集客に協力的なんだな」と分かりました。

セミナーを掲載する手間は大した労力ではないはずです。この手間をかけるだけで印象は大分良くなります。セミナー集客に協力的な姿勢を見せるだけで、講師として選ばれやすくなるはずです。

 

条件その5

講師料が明朗


セミナー講師料は、ブログやサイトに明記してください。エージョエント登録している場合は、登録先のリンクを貼ってください。これらは最低限しておくべきことです。

講師料の記載で散見するのが、「ご相談ください」「●●万円(要相談あり)」です。主催側からすると非常に困惑します。まず、「ご相談ください」は、一体いくら提示したらいいのかさっぱり分かりません。こちらが提示する金額が低すぎて失礼にならないのか、または、他よりも払い過ぎなのか皆目見当がつきません。私の場合ですが、この価格表示している講師は、まず候補に入れません。

続いては、「●●万円(要相談あり)」です。
一応、基準となる金額を提示している分、まだ分かりやすいです。しかし、「(要相談あり)」は、正直、面倒な表記です。「お安くする用意もありますよ」を言外しているのですが、こういった交渉が非常に労力を要します。セミナー運営に慣れていない人は、言外を汲みとれず、避けてしまうかもしれません(慣れている主催者が対象ならいいのですが)。

価格は、濁さず明記してください。
もし、条件付きで安くなるのであれば、その条件を予め書いてください。
たとえば、「非営利団体からのご依頼は、●●万円」「日帰り可能な場所であれば、●●万円」「商工会議所からのご依頼は、●●万円」などです。

 

まとめ


今回、セミナーを主催する立場から「セミナー講師として呼ばれる条件」について書かせていただきました。最後に一つ言えるのは、セミナー講師は、ポジショニングとブランディングがすべてです。

「№1」になれるセミナーテーマを見出すのは、ポジショニング。ポジションに沿ったプロフィールを作り、専門ブログによる情報発信は、いわばブランディングです。ポジショニングとブランディングがしっかりしていれば、セミナー講師として招かれるようになります。招かれないのは、どちらかがまだ定まっていないからです。

以上の5つを念頭に置いて活動すれば、セミナー講師として呼ばれるようになることでしょう。ぜひ、頑張ってください。

 

参考コラム

セミナー講師になるための3つの条件

ニッチ市場を見つける方法

 

 

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